イソフラボンのチカラIsoflavone

うれしいお話その3:骨粗しょう症の予防に役立つ

更年期の女性はご用心

「骨粗しょう症」は骨からカルシウムが溶け出して骨が弱く、スカスカになる病気です。ちょっとしたことで骨折したりすることがあり、最も大きな原因は女性ホルモンの不足です。
「人生50年」といわれた時代には、知らないで一生を過ごす人も多かったと思われますが、人生80年時代を迎えて、円熟の後半期に入ろうとするときに立ちはだかる新たな問題として注目を集めるようになりました。
女性はとくに注意が必要で、ちょうど閉経を迎える前後からそれまで骨の新陳代謝のバランスを守ってきた女性ホルモン・エストロゲンが少なくなることから骨密度が急激に下がり、骨粗しょう症の危険が増します。
ここでもイソフラボンはエストロゲンの代わりの役目を果たして骨を守ることが確かめられているのです。

社会的にも大きな負担

骨粗しょう症は骨折を起こしやすく、「寝たきり」につながり、ご本人にとってとても辛い状況を招きますが、高齢社会の到来と共に社会的負担という点でも大きな問題です。寝たきりにつながる深刻な骨折をする人が年間8万人といわれ、寝たきりの原因の10.9%を占めています。いまや長寿国ニッポンの課題となりつつあります。

若いからと甘く見ないで

丈夫な骨づくりは、若いからといって無関心ではいられません。最近の若い人達はカルシウム不足が深刻な上にイソフラボン摂取量も少なく、無謀なダイエットなどが原因で、20歳代女性でも6人に1人は骨減少者がいると報告され、骨粗しょう症予防は高齢者だけの問題ではなくなってきています。

そんな意味でも、私達はとくに女性の方々に「骨粗しょう症」について十分な知識をもっていただこうと、別に項目を設けて詳しくご紹介しました。
§Ⅱ.知っておきたい「骨粗しょう症」の基礎知識をぜひご覧いただいて、日頃からの予防について考えてみていただきたいと思います。

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