当グループは、「すこやかフジッコ」を合言葉に日本の伝統食・伝統食材に基づいた、健康という付加価値を持った商品を作り出しております。
健康という付加価値をもつには、まず素材と従業員が健康でなくてはなりません。そのためには、地球環境が健康であることが不可欠であります。近年、私たちの住む地球は、科学技術の発達と生活環境の変化によって汚染が進み、食品の安全性を含め生活環境の破滅を招く事態となっております。
ここに、食を通じて社会の役に立ちたいと願うフジッコは各工場において環境に配慮した生産活動を行い、地球環境の改善ならびに地球環境への負荷軽減に資するよう、絶えず努力することを誓います。
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事業活動に関わる環境側面を常に配慮し、環境マネジメントシステムを構築することにより、環境保全活動の継続的な向上を図ります。
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食品工場の宿命として水の使用量が多いこともあり、水質汚濁防止のため工場排水を重点的に管理し、地域社会との共生を図ります。
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主な消費エネルギーである電力や重油の節減に取り組むとともに廃棄物の低減化、リサイクル、リユースにも努力します。
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環境基本法を中心とした環境関連の法律・規制・協定を遵守するとともに、国際環境規格を守ります。
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中期目標と単年度目標を設定し、毎年見直しを行って改善に努めます。
当グループは、SDGsにかかる優先取り組み課題の一つとして「プラスチック容器対応」を開始しました。プラスチックの過剰使用がもたらす海洋ごみ問題や地球温暖化問題は、昆布や豆などの自然の恵みを資本に事業活動を行う当社と社会全体に共通する重大な懸念事項であることを認識し、以下の取り組みを進めていきます。
容器包装を薄くしたり、軽量化・小型化することよりプラスチックの使用量削減を進めます。
食品衛生の担保や十分な賞味期限の確保を前提として、容器メーカーや小売業者等との協働により持続可能な素材(紙・再生プラ・生分解プラ等)への代替に取り組みます。
パッケージデザインや栄養成分表示等を紙ラベルではなく容器自体に直接印字するなど単一素材化することで使用後にリサイクルしやすいデザインに容器包装の変更を進めます。
当グループでは、エネルギー自給率の向上、環境負荷の軽減及び安心して暮らせる社会の実現に微力ながら貢献したいという想いから、2013年7月より工場の屋上などを利用した太陽光発電を行っております。
2021年4月竣工予定の東京オフィスビルは、環境に配慮した省エネ型の建物として、ZEB Ready(※1)およびBELS認証★★★★★取得(※2)を予定しています。
詳細はこちら(380KB)をご覧ください。
(※1)再生可能エネルギー*を除き、基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量削減に適合した建築物
(※2)建築物省エネルギー性能表示制度のこと。建築物の省エネルギー性能を第三者評価機関が性能に応じ☆の数で評価。