環境への取り組みEnvironment

環境基本方針

当グループは、「すこやかフジッコ」を合言葉に日本の伝統食・伝統食材に基づいた、健康という付加価値を持った商品を作り出しております。

健康という付加価値をもつには、まず素材と従業員が健康でなくてはなりません。そのためには、地球環境が健康であることが不可欠であります。近年、私たちの住む地球は、科学技術の発達と生活環境の変化によって汚染が進み、食品の安全性を含め生活環境の破滅を招く事態となっております。

ここに、食を通じて社会の役に立ちたいと願うフジッコは各工場において環境に配慮した生産活動を行い、地球環境の改善ならびに地球環境への負荷軽減に資するよう、絶えず努力することを誓います。

気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言に基づく情報開示

ガバナンス

フジッコグループは事業等のリスクの内、気候変動に関する課題は企業の持続的成長を求める当グループにとって重要な経営課題と認識しており、2022年4月よりリスクマネジメント委員会の専門チームとして「TCFD検討チーム」を設置いたしました。検討チームでは気候変動シナリオを検討し、そのシナリオに基づいたリスクと機会の特定と対応方針を策定しております。その内容は、リスクマネジメント委員会から経営執行会議へ報告・審議され、毎年2回取締役会に報告することを基本としており、今後は中長期の経営戦略にも反映してまいります。

以上より、取締役会が監督する体制が構築されており、開示にあたっては取締役会決議としております。

◆気候変動課題に関する推進体制

気候変動課題に関する推進体制

戦略

当グループでは気候変動に関する物理的リスク・移行リスクと機会を下記のとおり整理し、2℃シナリオを想定する移行リスクでは炭素税の高騰が事業への大きなインパクトに、4℃シナリオを想定する物理的リスクでは異常気象の激甚化による原材料の安定確保が事業へ大きなインパクトを与えることが判明しました。これに対して、原料の産地分散や気候変動に耐えうる品種改良の取り組み、環境に配慮した容器開発を進めることが機会の創出につながると考えております。今後も、継続的にリスク・機会の見直しや対応策の具体化を進め、経営戦略に反映してまいります。

◆フジッコグループのリスク対応策及び機会

フジッコグループのリスク対応策及び機会

リスク管理

当グループでは、リスクマネジメント委員会の専門チームとして「TCFD検討チーム」を設置しており、気候変動に関する全社的なリスク・機会の洗い出しを行い、リスクが事業へ及ぼす影響度や発生頻度からリスクレベルを総合的に評価し、リスク対応課題やリスク対応方針について検討しております。ここで特定された重要リスクへの対応方針は、TCFD検討チームがリスクを所管する関連部門と協議のうえ、毎年見直しを実施してまいります。

また当社では、気候変動リスクを重要な事業等のリスクと認識し、リスクマネジメント委員会からリスク対応方針についての取り組み進捗が共有されるしくみが整備されております。

指標と目標

当グループは、気候変動に関連する指標をGHG排出量として、Scope1、2についての実績を開示しております。GHG排出抑制に向けて、2030年までに30%削減、2050年にはScope1、2でのGHG排出実質ゼロを目標としております。太陽光発電の設置やCO2フリー電力の購入、工場で排出するCO2を昆布養殖に活用するなど、地球環境に配慮した政策を段階的に進めてまいります。

◆削減目標(Scope1+2の合計排出量)

削減目標(Scope1+2の合計排出量)

プラスチック容器対応の取り組み

当グループは、SDGsにかかる優先取り組み課題の一つとして「プラスチック容器対応」を開始しました。プラスチックの過剰使用がもたらす海洋ごみ問題や地球温暖化問題は、昆布や豆などの自然の恵みを資本に事業活動を行う当社と社会全体に共通する重大な懸念事項であることを認識し、以下の取り組みを進めていきます。

Reduce
(プラスチック資源の使用量削減)

容器包装を薄くしたり、軽量化・小型化することよりプラスチックの使用量削減を進めます。

Replace
(持続可能素材への変更)

食品衛生の担保や十分な賞味期限の確保を前提として、容器メーカーや小売業者等との協働により持続可能な素材(紙・再生プラ・生分解プラ等)への代替に取り組みます。

Recycle
(プラスチックの再資源化)

パッケージデザインや栄養成分表示等を紙ラベルではなく容器自体に直接印字するなど単一素材化することで使用後にリサイクルしやすいデザインに容器包装の変更を進めます。

太陽光発電事業

当グループでは、エネルギー自給率の向上、環境負荷の軽減及び安心して暮らせる社会の実現に微力ながら貢献したいという想いから、2013年7月より工場の屋上などを利用した太陽光発電を行っております。

ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)推進について

2021年4月に開設した東京オフィスビルは、環境に配慮した省エネ型の建物として、ZEB Ready(※1)およびBELS認証★★★★★取得(※2)を予定しています。

  • 光環境、熱環境の調和を図る、すだれをモチーフにした外部ファサード
  • 放射空調を含む高効率空調システム
  • 全館LEDによる照明計画

詳細はこちら(380KB)をご覧ください。
(※1)再生可能エネルギー*を除き、基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量削減に適合した建築物
(※2)建築物省エネルギー性能表示制度のこと。建築物の省エネルギー性能を第三者評価機関が性能に応じ☆の数で評価。

各工場における環境負荷低減の取り組み(抜粋)

  • ポリ容器の再利用による廃棄プラスチックの低減。
  • 震災時の発電所停止による節電要請に応える電力量の削減。
  • 地元の清掃活動への参加。
  • 現在の電気使用量が「見える化」されたSMART CLOCK※を取り付け
    時計の周囲に電力使用状況がLED表示される電気の「見える化」ツール。

フジッコレポート

事業活動及びESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みについての統合報告をデジタルブック形式・PDF形式でご覧いただけます。

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