イソフラボンのチカラIsoflavone

骨密度はどうやって測るの?測ってくれるところは?

閉経後は1年に1回検査を

かかとの骨密度超音波測定風景

女性は50歳になったら、年に1回は測定するのがよいと勧められます。
1年間に3%以上の減少があれば医師の診断を受けましょう。(男性の場合は長い寝たきりや、胃腸・腎障害がなければ70歳までは必要ないといわれます)。
乳がんは年間300万人の人が検診を受けるのに、骨密度の検査を受ける人はまだ12,000人といわれます。ともかくも一度検査を受けて、自分の骨の状態を知ることが先決といえます。

まずは保健所に問い合わせを

測定はまず近くの保健所に問い合わせてみることです。
国が行っている公的検診は、18歳から39歳までの女性を対象にした検診と、40歳、50歳の女性を対象にした「節目検診」があり、保健所で受けられます。
自治体によっては独自に骨粗しょう症対策を行っているところが多く、定期検診なども行われていて、多くは無料で受けられます。

測定自体は数分間で済みます

ほとんどの場合、まずかかとの超音波測定を行い、問題のある人には精密なDXA(デキサ)法で精密に確かめる方法が採られているようです。何れも測定自体は数分間で済みます。
場合によっては尿や血液の検査を行って骨吸収マーカーを調べたり、他の病気がないかを調べたりする場合があります。
民間医療機関でも、最近は検査機器を置いて、測定に力を入れるところが増えてきています。

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