イソフラボンのチカラIsoflavone

ご存じでしたか? イソフラボン効果で日本初の「トクホ」を受けたのはフジッコ

特定保健用食品とは

厚生労働省認可 特定保健用食品

治療から予防へ。――国民の健康向上のために、わが国でも様々な対策がとられています。
その一つ、「特定保健用食品」(トクホ)は、生活習慣病の第一次予防に役立つと認められた食品に厚生労働省が健康表示を許可するという世界で初めての制度で、1991年に発足、世界各国から注目されています。
その審査は厳重を極め、各種の実験データが求められ、厚生労働省の専門家による審査委員会が安全性と有効性について厳重に審査した上で、「健康の維持向上に役立つ作用が科学的に証明された」食品にのみ許可が与えられ、上のようなマークをつけて、効果や効能の表示が許可されます。(現在は消費者庁へ移管)

「骨の健康に役立つ」と国が認めたイソフラボン効果

フジッコでは、様々な実験や臨床研究データを提出して審査を受けた結果、2001年、イソフラボンが「骨の健康に役立つ」科学的証明が認められ、フジッコ「大豆芽茶」がイソフラボンでは初めての「特定保健用食品」許可を受けました。
イソフラボンを関与成分として許可を受けた「トクホ」は2009年までに13商品に及んでいます。
そしてこれはフジッコのイソフラボン "Fujiflavone" を用いた製品です。

大豆イソフラボンは12種類

配糖体とアグリコン

ふつうは総称して「イソフラボン」と呼びますが、大豆中のイソフラボンは、ダイズイン、ゲニスチン、グリシチンなどを中心に、現在まで12の成分が確認されています。
イソフラボンには大きく分けると2つの形態があり、「糖」がついているもの(配糖体)とついていないもの(アグリコン)があります。味噌などの発酵食品を除いて自然の大豆に含まれているイソフラボンは、その大部分が「配糖体」です。配糖体は、私達の体の中で腸内細菌によって分解されて「糖」が離れ、アグリコンとして吸収されるとされています。
1993年、フジッコは独自の分離技術で大豆イソフラボンの12成分の単離に成功、高い純度が要求される研究用試薬として世界の研究者に提供しています。
それまで、世界各国でのイソフラボン研究は、イソフラボンを含有する「粗抽出物」を使って実施するよりなく、それぞれ単一成分の効果を明確にすることができなかったのですが、これで単一成分の有効性を検討できるようになったのです。
1995年、この純粋成分を使って動物実験を行い、単一成分での有効性を確認したのはフジッコの実験が世界で初めてのことでした。

関連ページ・リンク

配糖体とアグリコンについては
イソフラボン上手な摂り方Q&A「イソフラボン詳細情報」もご覧ください。

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