イソフラボンのチカラIsoflavone

イソフラボンは摂り過ぎているのでは?―日本人の摂取実態―

果たしてイソフラボンは過剰摂取状態なのでしょうか?――答えは、NO!です。

納豆+お豆腐+豆乳…で簡単に超えてしまいそう?

国民栄養調査

それにしても気になるのが1日75mgという数値
――頭で考えると、簡単に超えてしまいそうに思います。
「1日に75mg以上食べてはいけないの?」と思うかも知れませんが、そんな心配はご無用。
これは、毎日毎日食べ続けての“平均値”のことなのです。
たまたま今日は2倍3倍食べたとしても、明日もあさっても、毎日毎日となると、どうでしょうか…?
「1日75mg」とは、長期間食べ続けての平均値のことで、しかもその量なら全く何の心配もなく安全であるとして示された数値なのです。
もちろん、イソフラボンも理想的には普通の大豆食品から十分に摂れれば良いのですが、私達の日常食生活ではイソフラボンが十分摂れているとはいえません。そこで食事に加えて補いたいわけですが、その場合、サプリメントだけから摂る分は、安全性を見込んで30mgまでにしておこうというものです。
特定保健用食品の制度では、許可される前にそれぞれ個別の商品が審査を受けます。
今後は全てこの基準で審査されますから、トクホマークの付いているものなら、まず問題なく安心といえます。

摂れているようで摂れていないのが実態です

国民栄養調査

では実際に私達は1日にどれくらいのイソフラボンを摂取できているのでしょうか?
国民栄養調査(2002)の結果によれば、半数の人はなんと1日に 18mgに達していないというのが現実なのです。75mgとは国民の95%が摂取できていない量で、それ以上摂取できている人は5%もありません。
また別の調査によれば日本の女子大生のイソフラボン摂取量は大豆を食べない外国人並みであるという報告もあります。
イソフラボン摂取量は一部の報道のように「過剰摂取」とはとても言えないのが現状で、私達は摂取不足こそが問題と心配しています。

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イソフラボン含有量・何にどれだけ?

詳細情報「意外に少ないイソフラボンの摂取量」

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