あんしんへの取り組み(フジッコあんしんシステム)Anshin

放射性物質検査

放射性物質検査を行った結果について

2012年4月1日より食品中の放射能の基準が厳しくなりました。

新しい基準では、これまでの暫定基準に対して水で1/20、一般食品で1/5とより厳しくなりました。

食品区分 これまでの暫定基準 (Bq/kg) 新基準 (Bq/kg)
200 10
牛乳 200 50
乳児用食品 500 50
一般食品 500 100

(放射性セシウムとして)

弊社の放射性物質検査体制について

フジッコでは、2011年5月より放射性物質検査用にNaIシンチレーションサーベイメータを導入し、「原材料」および「使用水」の放射性物質の自主検査を開始しました。
より高い安心・安全を求めて、2011年11月に、より精度の高い検査が可能なゲルマニウム半導体検出器を導入し、「原材料」「使用水」および「製品」での放射性物質検査を行っています。
ゲルマニウム半導体検出器は、精度が高く、放射性セシウムや放射性ヨウ素などの放射性物質の種類ごとに測定することが出来ます。厚生労働省の「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」(平成14年)で放射性ヨウ素および放射性セシウムの測定方法として定められています。
ゲルマニウム半導体検出器は検出下限値を低く出来るので、新しい基準値に十分対応した分析が出来ます。

ゲルマニウム半導体検出器による放射性物質の検査方法

入荷した原料を測定容器に詰めます。

測定用の容器(マリネリ容器)に均一に詰めます。
野菜などは細かく刻みます。

ゲルマニウム半導体検出器による測定

検出器にセットして、測定を開始します。

結果を解析します。

測定データから、それぞれの放射性物質(ヨウ素131、セシウム134、セシウム137)の量を解析します。

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