フジッコの取り組み

次世代を担う子どもたちへ ベルマーク運動協賛会社として40数年

ベルマーク運動ってナニ?

 「すべての子どもに等しく、豊かな環境のなかで教育を受けさせたい」。
ベルマーク運動は、そんな願いをこめて1960年に始まりました。PTAなどのボランティアで生み出された資金(ベルマーク預金)で学校の設備や教材をそろえ、さらに国の内外でハンディを背負いながら学んでいる子どもたちに援助の手を差し伸べます。マーク集めから始まるだれでも気軽に参加できるボランティアです。
約842万世帯のPTAと、共鳴する企業や地域の人たちに支えられて助け合いの輪は大きく広がっています。 ベルマーク運動は、PTAと企業(協賛会社と協力会社)、そしてベルマーク財団がスクラムを組んで進めています。

ベルマーク

ベルマーク教育助成財団 : http://www.bellmark.or.jp/

ベルマークの仕組み

 ベルマーク運動は学校単位や公民館などの施設・団体単位で参加する仕組みです。2015年6月1日現在、協賛会社59社、協力会社15社が参加し、2000種類以上の商品にマークがついています。
 「協賛会社」が商品に付けているマークを登録参加のPTAや公民館などが集め、整理・計算して 財団に送ると1点が1円に換算されてベルマーク預金になります。その預金で、自分たちの学校に必要な設備・教材が「協力会社」から購入できます。すると、その購入金額の10%が自動的にベルマーク財団に寄付され、さま ざまな教育援助活動に使われます。
 ベルマーク運動には、自分たちの「学校づくり」と「お友達への教育援助」の2つの機能があります。自分たちの学校のためにマークを集めることが、自然にへき地学校や開発途上国のお友達の役にも立つ仕組みなのです。

ベルマークの仕組み:図

フジッコのベルマーク運動への参加はひとりの子どもの意見から

 「お父さん、ふじっ子の袋には、どうしてベルマークが付いてないの?」
そう、一人の少年が発したのは昭和48年の初夏のことでした。現フジッコ株式会社 代表取締役社長である福井正一少年の言葉です。社長の息子の提案に、フジッコスタッフは、驚きの声を上げました。
「ベルマークってなんですか?」
「ええと。あれは・・・」
社員の間でも、名前は聞いたことがあるけれど、どんなものかよく分からない・・・などという有様でした。その日から、ベルマークに関する資料が集められ、検討という勉強が始まりました。
ベルマークというのは、財団法人教育設備助成会が戦後、僻地校に教育設備を贈るための運動の一環として始めたものです。
早速、東京の事務所に出向き、加盟についての審査を受けることになりました。文部省が関与していますので提出書類がコマゴマとあって、三年分の決算書をはじめ、何種類もの書類をそろえ再度、銀座の事務所を訪ねました。
申請を済ませて三ヶ月ほどたった時に、商品リストと現物を送るようにと指示がありました。「やっと審査にパスしました・・・」と連絡をもらった時は、みんなでホッとしたものです。
いよいよ昭和49年4月1日から、「ふじっ子(塩こんぶ)」など10品目を選びベルマーク運動の協賛会社としてスタートを切ることになりました。

ベルマーク運動へフジッコが関わる意義

ベルマーク手帳

 昭和35年(1960年)創業の当社にとって、ベルマーク運動へ協賛を決定した昭和48年当初は、創業してまだ14年目の会社でした。塩こんぶ「ふじっ子」ブランドがようやくスーパーマーケットで定着し、昆布佃煮「ふじっ子煮」を発売し始めたばかりの頃です。当時、塩こんぶや昆布佃煮といえば老舗店の高級品か、市場のお惣菜屋さんで購入するのが常識の時代です。また、この時代は第二次ベビーブームでもありました。
 そのため、ベルマークを商品に付けて、子どもの周辺からもフジッコの商品を話題にしてもらうのはどうかと考えました。現在でいうなら、ベルマークを通じて子ども達を取り込んだ販売戦略でした。
 創業50年を過ぎ、皆様のご愛顧により当社も大きく育てていただきました。ベルマーク運動への協賛の当初の目的は達しました。現在では、フジッコはこの運動を通じて、利益の一部を社会に還元すること。そして、次の時代を背負って立つ子ども達が物を大切にするという心を育てる教育に役立つことを目的としています。
 現在ではさらに一歩踏み込んで、ベルマーク運動に協賛している昆布や豆類を通して、子ども達の健康な身体づくり、日本の食文化の継承を目指した食育活動へも取り組んでいます。

現在5ブランド45アイテムでベルマーク運動を支援しています

 フジッコでは当社を代表する「ふじっ子(塩こんぶ)」「純とろ」「ふじっ子煮」「おまめさん」「おかず畑」の5ブランドを通してベルマーク運動を支援しています。現在45アイテムの裏面にベルマークが付いています。
昭和49年(1974年)4月のスタートから平成27年(2015年)3月までの42年間で当社がご協力した累計は3億7,250万円に達しました。

ベルマーク商品