健康経営Health managemant

従業者が心身ともに健康で生きがいや幸福を実感できること(Well-being)が、組織の生産性を向上させ、ひいては健康創造企業の実現に向けて重要であると考え、フジッコは積極的に従業者の健康管理に取り組んでいます。創業60周年となる2020年を“健康経営元年”として、従業者の健康づくりを経営課題の一つとして健康経営の取り組みをスタートし、2022年から2年連続で経済産業省及び日本健康会議主催の「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に認定されております。

健康経営優良法人2023

健康経営宣言

Health & Wellness フジッコグループは「健康創造企業」としてその担い手である従業者全員が満足して健康にいきいきと働き続けられる会社を目指します。 フジッコグループのパーパス 5つの健康 のうち「健康経営」は、「健全経営」と並んで「健康提供」「健康社会」「地球健康」の基盤となり、また原動力となります。フジッコグループはこのパーパスの下、

健康経営推進体制

社長執行役員を健康経営責任者とし、重要な経営課題の一つとして、取り組み方針等については取締役会及び経営執行会議での協議を経て決定しています。健康経営推進責任者である人事総務部長のもと、人事総務部が事務局を担当し、外部専門家(産業医・保健師)及び各事業所の安全衛生委員会と連携しながら実効性のある施策を展開しています。

推進体制図

※1 健康経営責任者は社長執行役員です。
※2 健康経営推進責任者は人事総務部長です。

健康経営戦略マップ
(2023年8月改定)

戦略マップ

※1 アブセンティーズム...欠勤や休職、遅刻早退などにより職場で業務を行うことができない状態。
※2 プレゼンティーズム...出勤しているものの、心身の健康上の問題により十分な仕事ができない状態。

主な取り組み事項

  • 健康診断受診率の向上
  • 特定保健指導以外の保健指導(産業医面談等)の実施
  • 産業医・保健師の健康相談窓口「みんなの保健室」の設置
  • ストレスチェック集団分析に基づくメンタルヘルス研修の実施
  • 有給休暇取得率向上、残業をしない会社づくり
  • 健康に配慮した社員食堂メニューの提供やイベントの実施

重点取り組み課題・実施事項

  1. 健康経営のシステム化

    株式会社iCAREの健康管理システム「Carely(ケアリィ)」導入により従業者の健康データの一元化を行い、健康経営上の課題の見える化により、経営課題として数値データに基づくPDCAサイクルの体制づくりを行います。

  2. 朝食欠食対策

    朝食をとることは、活力維持や生活リズム、栄養バランス等の観点から非常に重要とされています。朝食喫食習慣をつける支援策として、希望者に当社製品「朝のたべるスープ」を1週間分配布し、朝食習慣づくりにチャレンジする「朝のたべるウィーク」を実施します。

  3. 喫煙対策

    5月31日の世界禁煙デーに合わせ、喫煙習慣のある従業者を対象に、健康の観点から喫煙習慣を見直すきっかけづくりとして、セミナーを開催するとともに、禁煙セラピーの書籍を希望者に配布します。

  4. がん検診

    女性従業者向けに乳がん検診、子宮頸がん検診、男性従業者向けに前立腺がん検診の受診費用を全額会社負担とし、がんの早期発見・早期治療を促進するとともに、安心して就業できる環境づくりを行います。

  5. インフルエンザ予防接種

    従来、インフルエンザ予防接種費用の半額を会社負担として補助していましたが、感染症予防対策の一環として、インフルエンザ予防接種費用の全額を会社負担とし、季節性インフルエンザ対策を強化します。

  最終的な目標指標との関連
  プレゼンティーズムの低減 アブセンティーズムの低減 ワークエンゲージメントの向上 健康経営の基盤整備
健康経営のシステム化      
朝食欠食対策      
喫煙対策      
がん検診    
インフルエンザ予防接種    

健康経営の管理指標

取り組み内容 2022年度 2024年度目標
総労働時間 1,971時間 1,925時間
月間平均残業時間 10.1時間 5時間
有給休暇取得率 63.7% 80%
健康診断受診率 99.8% 100%

フジッコレポート

事業活動及びESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みについての統合報告をデジタルブック形式・PDF形式でご覧いただけます。

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