伝統食品由来の機能性素材—大豆イソフラボン 内面からキレイ Fujiflavone フジフラボン

大豆胚芽に秘められていた 現代社会の健康ニーズにこたえる栄養素

イソフラボンは大豆胚芽(胚軸)に多く含まれている天然成分。
弱い女性ホルモン様作用をもつ体にやさしい成分で、「葛」など一部の植物を除いて大豆にしか含まれていない成分です。
フジッコは長年にわたる大豆製品との取り組みの中でこの物質に着目してその分離・抽出に成功、「フジフラボン」としてお届けしています。

———伝統食を科学するフジッコが突きとめた長寿国ニッポンの智恵。“健康長寿”のカギは、日本伝統食に秘められていたのでした。

大豆イソフラボンの有効性

骨粗しょう症、更年期障害・・・生活習慣病対策に

イソフラボンはその穏やかな女性ホルモン様作用から「植物性エストロゲン」とも呼ばれています。骨からのカルシウム溶出(骨吸収)を防ぎ、骨を守る働きが知られますが、造骨作用を促進することも確認されました。とくに女性の閉経に伴う様々な悩み、骨密度の心配を含め、ほてり・のぼせなどの更年期障害、美肌効果など、女性の美と健康を支える栄養素として注目されています。私達の研究では上記の他、これまでに血圧・コレステロールの抑制/腹部脂肪・肝脂肪の低減/心臓病/環境ホルモンの作用抑制効果などを確認しています。病を得てからクスリに頼るのではなく、これからは「美味しく食べて健康を守る」時代。Preventive Nutrition=予防栄養学のアプローチは今後ますます重視されねばなりません。

イソフラボンは「老化を遅らせる栄養素」とも評されますが、高齢化社会を迎えて元気で高いQOLを維持する智恵と対策が模索される中、文字通り生活習慣病を遠ざける“健康長寿”のカギとして貢献できると考えています。

イソフラボンの機能 更年期障害 骨粗しょう症 ホットフラッシュ 萎縮性膣炎 糖尿病 合併性の網膜症 糖尿病 美容 肌の老化 肥満 美白・美肌 循環器系疾患 高コレステロール 高血圧 心臓病 血栓 その他の効能 腎臓病 歯周病 嫌酒

イソフラボンの骨粗しょう症予防メカニズム

破骨細胞による古い骨の溶解(骨吸収)、骨芽細胞による新しい骨の形成(骨形成)、この2つのバランスが保たれ、骨の健康は維持されています。

骨吸収を抑えるエストロゲンが減少すると、骨代謝のバランスが崩れ、骨粗しょう症へとつながります。イソフラボンはエストロゲンと同様に破骨細胞の過剰な動きを抑制し、骨からのカルシウム溶出を防ぐ作用があります。さらに骨形成を促進する機能も確認されており、骨の健康維持に役立つことが期待できます。

イソフラボンの骨粗しょう症予防メカニズム
イソフラボン含有「大豆麦茶」飲用の効果

フジフラボンの特徴

・高い汎用性

イソフラボンの持つ難溶性、不快味という問題点をフジッコは独自の技術で解決しました。この技術を応用したフジフラボンP10は水に素早く溶解し、味への影響を及ぼしにくいため、多様な食品への応用が可能です。

・安心と安定の品質

フジフラボンは、国内工場で自然の成分そのままを丁寧に抽出して作られています。原料へのこだわりと徹底した品質管理により安定した品質を実現しています。

・豊富なデータ

フジッコはイソフラボン研究の先駆者として、基礎研究を始めとし、国内外の大学との共同研究、世界各地での疫学調査・介入試験に取り組んできました。これらの実績をもとに、豊富なデータを提供します。

イソフラボン投与による骨形成効果

(Biosci.Biotechnol.Biohem. Vol.65, No.5, 1211-1213 : 2001)

構造式

大豆イソフラボンを関与成分とする機能性表示食品

・骨の成分の維持

2001年に大豆イソフラボン効果をもつ特定保健用食品として初の許可を受けて以来、フジフラボンは複数の特定保健用食品に応用されてきました。さらに、2015年には大豆イソフラボン[配糖体型イソフラボン]が「骨の成分の維持に役立つ」機能性表示食品として受理され、フジフラボンを使用したサプリメントや様々な食品も登場しています。

機能性表示案

本品には大豆イソフラボンが含まれます。大豆イソフラボンには健常な中高年女性の骨の成分の維持に役立つ機能があることが報告されています。

上記内容に関する技術資料DLはこちらから

大豆イソフラボン・ラクトビオン酸を関与成分とする機能性表示食品

・肌弾力の維持

当社がかねてよりダイセル社と共同研究を進めていた、大豆イソフラボンとラクトビオン酸の併用による肌への健康効果について機能性表示食品に対応する事が出来ました。大豆イソフラボンを関与成分とする「肌の弾力を維持する機能」を表示した届出は本届出が初となります。また、本研究の成果は当社とダイセル社との共同出願により特許を取得しています。

機能性表示案

本品には大豆イソフラボンとラクトビオン酸が含まれます。大豆イソフラボンとラクトビオン酸には、同時に摂取することにより、肌の乾燥が気になる女性の肌の弾力を維持し、肌の健康を守るのを助ける機能があることが報告されています。

上記内容に関する技術資料DLはこちらから

・肌の水分量とバリア機能(うるおいを保つ力)の維持

ラクトビオン酸との併用摂取による上記の「肌弾力の維持」に続き、「肌の水分量、バリア機能(うるおいを保つ力)の維持」での機能性表示食品の届出受理が実現しました。肌機能における複数ヘルスクレームを表現することで、フェムケア市場で注目が高まる大豆イソフラボンを、より幅広いお客様にご提案できる機能性素材としてご案内してまいります。

機能性表示案

本品には大豆イソフラボンとラクトビオン酸が含まれます。大豆イソフラボンとラクトビオン酸には、同時に摂取することにより、肌の乾燥が気になる女性の乾燥時期における肌の水分量やバリア機能(うるおいを保つ力)、および弾力を維持することで、肌の健康を守るのを助ける機能があることが報告されています。

上記内容に関する技術資料DLはこちらから

フジフラボンの種類と特性

フジフラボンP10

フジフラボンP10

イソフラボン濃度規格 9~11%
一般名 大豆胚芽抽出物
性状 淡黄白色粉末
特徴・推奨用途 水に対する溶解性が高く、イソフラボンの味を目立ちにくくしています。飲料をはじめあらゆる食品、健康食品への応用が可能です。

※製品データのダウンロードにはご登録が必要です。

フジフラボンP40

フジフラボンP40

イソフラボン濃度規格 37%以上
一般名 大豆胚芽抽出物
性状 淡褐色粉末
特徴・推奨用途 イソフラボンを高濃度に含んでいます。
錠剤などのサプリメントに適しています。

・健康補助食品などに

※製品データのダウンロードにはご登録が必要です。

K25

フジフラボンK25

イソフラボン濃度規格
(アグリコンとして)
23~27%
一般名 大豆胚芽抽出物
性状 淡褐色粉末
特徴・推奨用途 機能性表示食品の設計に合わせコストパフォーマンスに優れた製品。

特定保健用食品・機能性表示食品など

※製品データのダウンロードにはご登録が必要です。

商品に関するお問い合わせ

※お問い合わせにはご登録が必要です。
keyboard_arrow_up