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食育・脳活プロジェクト賛同者募集企画にご応募頂いた方の中から、取材可能な団体に「まめっ子くん」をお贈りして、その活用の様子をリポート!
第9回目は神奈川県湯河原町の湯河原小学校放課後まなび教室でまめっ子くんを活用いただきました。
湯河原小学校放課後まなび教室は、小学校の協力のもとで放課後の子供の居場所、自主的に学ぶ場として平成24年度に開室し、現在53名が登録されています。
「半学半教・間違いは財産。小さな成長を認めて、自己肯定感でやる気をUP!」を活動の指針として、毎週火曜日に1~3年生、木曜日に4~6年生が学校施設を利用して活動をし、地域講師や保護者の力を借りて、調理実習、運動教室、押花・ハーブ体験や、ライフセーバーによる救命救急実習、高齢者によるグランドゴルフや囲碁講習など多世代のふれあいを通じた様々な講座から、企業と連携したPCプログラミング教室も実施されています。
また、美術館や足湯など町立施設の利用や町職員による出前講座なども活用し、自分たちが住む湯河原町の魅力を知る機会ともしているそうです。
平成29年度「地域学校協働活動」推進に係る文部科学大臣表彰において優れた「放課後子ども教室」として表彰されるなど高い評価を受けています。
この度、放課後まなび教室での体験講座の一環として「まめっ子くん」の企画へご応募いただき、「まめっ子くんの日」として全学年参加による豆つかみゲーム大会が開催されました。
今回は42名の児童が参加。低学年と高学年の混合で、受付を済ませた児童から、そら豆チームやくろ豆チームなど9つの豆チームに分かれて席に座り始まりを待ちます。
はじめに児童の代表達による開会のあいさつが行われた後、食育講座として豆のお話が行われ、大豆の加工品を質問した際には積極的に手を挙げる児童も多く、和やかで活気あふれる雰囲気で進められました。
その後、まめっ子くんのリーフレットのコピーを使って、まめっ子くんのルール説明と箸の持ち方の確認が行われましたが、高学年の児童が低学年の児童に箸の持ち方を教えてあげる姿が印象的で、高学年が低学年をやさしく指導する姿に半学半教の精神が息づいていると感じました。
大会開始前に各チームの担当スタッフの指導のもと練習が行われてから、いよいよゲーム大会がスタート。
大会は5名1組でそれぞれ2回戦行われましたが、どの児童も真剣そのものでゲームにチャレンジしていました。チーム内の高学年が審判員を務めて姿勢などもチェックしながら、各チームの担当のスタッフと粒数を確認して記録ボードに記録を書き込みます。
スタッフの方々からも、これまで行ってきた体験講座の中でも、児童の関心がとても高く、皆楽しく参加していると嬉しい言葉をいただきました。
ゲーム終了後には各チームの代表者がそれぞれの成績を発表し、最後にまめっ子くんの認定証とリーフレットが手渡されました。
まめっ子くんの準備と後片付けも児童が積極的に行う姿に、児童の積極性と協調性が成果として現れた取り組みと感じました。この素晴らしい取り組みにまめっ子くんが少しでもお役に立てたことを嬉しく思います。