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食育・脳活プロジェクト賛同者募集企画にご応募頂いた方の中から、取材可能な団体に「まめっ子くん」をお贈りして、その活用の様子をリポート!
第8回目は千葉県野田市にある創立118年、児童数181名の野田市立川間小学校です。
学校教育目標に『豊かな心 確かな学力 健康な身体』を掲げられ、正しい食の習慣を身に付けて心身ともに健康な川間っ子を育むために、お米作り、大豆作り、さつま芋作りなどの体験型農業活動を行われています。
収穫した食材は、素材の味を生かした郷土料理として調理され、給食として提供。これらの活動を通した食育指導の中で、児童の皆さんは生産者の苦労や喜び、調理する方への感謝の気持ち、生命のつながりを学ばれています。
これまでの食育として、1年生は「とうもろこしちゃんのながい髪」を読んでとうもろこしの皮むき、2年生はグリンピースのさやとり、3年生は呉汁作りのために生の枝豆のさやだしが行われ、4年生は朝食について食の授業を行う予定だそうです。
給食委員との活動では、苦手な食べ物を児童に意識してもらうために「にがてたべものこくふくキャラクター」の公募が行われました。全校で80点の作品の応募があり、この中から児童たちが気に入ったキャラクターを投票して7点を選出。給食委員会が全校朝会で発表し、「にがてなたべもの」でも栄養があることを知ってもらい、苦手な食べ物を克服しようと呼びかけました。
これらの食育指導もあって川間小学校の残食率は市内屈指の低さを誇っています。
今回、給食委員との活動の一つとして開催されている「第5回おはし使い名人戦」に、初めて「まめっ子くん」を活用いただきました。「まめっ子くん」の企画にご応募いただいた学校栄養職員の若松明子先生の監修のもと、給食委員の児童主導で、先生と協力しながら開催され、予選はクラスごとにお椀のお豆を入れ替える方式で行われ、決勝戦で「まめっ子くん」が使われました。
成績と正しくお箸が使われているかを選定基準として、各学年より代表2名(5年生のみ3名・なかよし参加希望者)の15名 が決勝戦に参加。
給食委員の児童が挨拶とルール説明を行った後、2ゲームの成績で順位が競われました。
参加者には「おはしつかい名人認定証」と、副賞として給食のときに優先的におかわりができる「おかわりけん」が成績によって枚数を変えて贈呈されました。
代表生徒の15名と給食委員と応援に駆けつけた児童も交え、会場はアットホームな雰囲気で楽しい大会となっていました。
ご応募いただいた若松先生からは、お椀を持つことで正しい姿勢でお箸を使う事が出来るほか、周りからも「まめっ子くん」の評判が良いと喜びの声をいただきました。
「まめっ子くん」が届いてからは、廊下にあるお箸使いを練習できるスペースに「まめっ子くん」を設置して、児童が自由に練習できるようにしているそうです。
児童の皆さんには、これからも「まめっ子くん」を使って「おはしつかい名人」を目指してもらいたいです。