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食育・脳活プロジェクト賛同者募集企画にご応募頂いた方の中から、取材可能な団体に「まめっ子くん」をお贈りして、その活用の様子をリポート!
第7回目は、静岡県下田市で行われた下田市健康づくり食生活推進協議会主催の「おやこの食育教室」で、「まめっ子くん」を活用いただいた様子を取材させていただきました。
下田市健康づくり食生活推進協議会の皆さんは、わが家の食卓を充実させ、地域の健康づくりを行う食育・健康づくりのボランティア団体で、豊かな感性と知性と経験が一人ひとりの力となり結集され、“私達の健康は私達の手で”をスローガンに、食を通した健康づくりの活動を全国的に行っている組織(食生活改善推進員)で、下田市では通称「食推」「ヘルスメイト」と呼ばれ、現在29名で活動されておられます。
平成2年に下田市食生活推進協議会として15名の会員で設立され、今年で設立28年を迎えられました。その活動の功績を讃えられ、平成27年には静岡県知事賞、平成28年には厚生労働大臣表彰を受賞されておられます。
今回、「まめっ子くん」の企画にご応募いただいた下田市役所市民保健課の古郡(ふるごおり)さんと共に8名の食推のメンバーが催しを盛り上げられました催しは9時45分から受付が始まり、午前10時から午後1時30分まで盛りだくさんのプログラムで開催され、11組の親子27名が参加されました。
はじめに下田市役所市民保健課の古郡さんの開会の挨拶と下田市健康づくり食生活推進協議会の皆さんの紹介があり、その後、参加者が一人一人自己紹介を行い和やか雰囲気でスタート。
はじめに古郡さんが講座を行われ「食育の5つの力」をテーマに「食べ物の味がわかる力」「食べ物をえらぶ力」といった5つのキーワードを、色で食べ物を選んでバランスよく食べましょう!といった感じで子どもにもわかりやすく話されていました。
講座終了後は実際に参加者が行う調理実習が行われました。今回はかつお節削りと香りの体感から始まり、並べられた食材からお味噌汁の具をテーブルごとに子どもたちが選んだり、包丁を使って野菜を切ったりと、講座の話とリンクしながら行われ、より体感的に理解できるような構成になっていました。
子どもたちも楽しそうにそれぞれの行程をテーブルごとについた食推のメンバーの皆さんにサポートを受けながらチャレンジ。真剣な表情と笑い声が響く楽しい調理実習となりました。
別室では食推のメンバーの方がスムーズに行えるように準備や味付けを行って料理の完成。それぞれが作ったものを盛り付けし、参加者皆で楽しくお昼ご飯。子どもたちも自分で作ったおにぎりなどを美味しそうに食べていました。
昼食後、子どもたちを対象に「まめっ子くん」使って豆つかみゲームが開催されました。
ゲームの前に練習が行われ、お母さんが子どもに箸の持ち方をレクチャーするなど、正しい箸使いの意識するいい機会になったようです。
ゲーム中は、応援する人、お子さんの姿を動画で撮影する人など、真剣な子どもたちだけでなく、嬉しそうに子どもを見守る親の姿も印象的でした。
ゲームは終了後、もう一度チャレンジしたいと手を上げる子ども、子どもだけでなく、自分もやってみたいという親もいて、初めての「まめっ子くん」をとても楽しんでいました。
今回は小学4年生の女の子が38粒の好記録を出すなど、とても盛り上がり、サポートをされていた下田市健康づくり食生活推進協議会のメンバーの皆さんも他のイベントやデイケアサービスなどでも使いたいと「まめっ子くん」にとても興味を持っていただきました。