2月3日の節分の日、大東市立三箇小学校3年生の皆さんに出前授業をお届けしました。
小学校のある大阪府も、フジッコ本社のある兵庫県もまん延防止等重点措置実施中のため
今回はオンラインでの実施となりました。
オンラインでも十分に伝わるくらいの子ども達の熱量
今回のテーマは「年中行事」。
年中行事とは、毎年、特定の季節や時期に行われる伝統的な行事で五節句などがありますね。
それでは、五節句と関連する食べ物全て言えますか?
1月7日は・・・七草の節句(七草粥を食べますね)
3月3日は・・・桃の節句(ひな祭りには菱餅やちらし寿司を食べます)
5月5日は・・・端午の節句(柏餅やちまきを食べます)
7月7日は・・・七夕の節句(天の川に見立てたそうめんを食べることがあります)
9月9日は・・・菊の節句(栗ごはんを食べる習わしがあります)
ですね。菊の節句は難問でしょうか。
豆には昔から邪気を払う力があるとされ、
「魔」の「目」に豆をぶつけて「魔」を「滅」するとも言われました。
豆まきには、拾い忘れた豆から芽が出て邪気が根付いてしまわないよう炒り豆を使います。
実は豆のまき方にもお作法があり、手のひらを上にして「鬼は外」といって豆を2回まき
鬼が戻ってこないように戸や窓を閉めてから「福は内」といって豆を2回まきます。
玄関から一番遠い部屋からまき始め、最後は玄関で終わります。ご存じでしたか?
そして小学校3年生の子ども達は8歳~9歳なので9個~10個(年齢+1個)の豆を食べます。
1年間、無病息災で元気で生き生きと過ごせますようにという意味があります。
年中行事についてしっかり学んだ後は、「おまめさんクイズ」で盛り上がりました。
オンラインのため、講師は一緒に食べられませんでしたが、
当日の給食にも福豆が出たそうです。美味しそうですね。
*今回講師を担当したフジッコ社員2人からのメッセージ*
今回は対面の授業ではなくオンラインの授業だったので子供たちと上手くやり取りができるか不安でしたが、
三箇小学校3年生の皆さんはとても元気がよく、クイズも積極的に手を上げて答えてくれて
とても盛り上がりました。(うちの)
自分の子ども達は上2人成人して一番下の子も高校生とあって
なかなか小学生と接する機会がなく大変貴重な体験をさせていただきました。
画面越しでもわかる子ども達の元気なパワーはコロナも吹き飛ばす勢いでした。
最後、小学生のみんなが手を振ってくれたのをみてやってよかったなと思いました。
小学生たちの前でできる日が来ますように。(いなだ)
三箇小学校3年生の皆さん、ありがとうございました。
これからもお豆をたくさん食べてくださいね。