本多先生の常備菜コラム

vol.08
春の食卓には、苦味を盛ったお総菜を!

おいしさのモトになる味わいは『五味』といわれます。私たちの舌にある味蕾が味として感じることができるのが、甘、塩、酸、苦、旨の5つだからです。

このうち、甘味、塩味、旨味の3つはそれぞれ私たちが生きるために必要な栄養素とかかわりがある本能的な味わいで、生まれたときから好む味なのですが、酸味と苦味は味覚体験を重ねてからおいしさとして感じることができると言われています。

四季がある日本では、「春は苦味、夏は酸味、秋冬は旨味を食卓に盛る」と味わいを体調管理に活かしてきました。春はふきのとう、よもぎ、菜の花、筍、明日葉などちょっと苦味のある野菜が旬を迎えます。これらを食卓に登場させることによって、マグネシウムやポリフェノールなどこの時期に多くとりたい栄養素がとりやすくなるのです。忙しい時にも「たけのこ土佐煮」のお総菜パックを利用すれば、卵とじや筍のちらし寿司、菜の花の煮浸しなどが短時間に作れます。また、苦味の強いふきのとうや明日葉、よもぎは「こんにゃくのピリ辛煮」などと一緒にかき揚げや炒め物にすると苦味が辛みとよく合うので美味!

春をおいしく味わい、元気ですごしましょう!