っとう?フジッコ

日本で初めてカスピ海ヨーグルトを紹介

種菌の頒布活動を通じて日本に広まったカスピ海ヨーグルト

「カスピ海ヨーグルト」のルーツは、ヨーロッパ東部の黒海とカスピ海に囲まれたコーカサス地方の「ジョージア(旧グルジア)」です。長寿食文化の研究が専門の武庫川女子大学国際健康開発研究所所長の家森幸男博士が、1986・1987年、中部コーカサス地方を訪問、長寿の秘密を探るべく調査を実施しました。

家森博士は帰国後、現地の人々に教わったとおり、スプーンに2、3杯分のヨーグルトを牛乳に入れ、一晩そのままにしておいたそうです。翌日には当時日本ではまだ珍しかった、とろりとしたヨーグルトが出来上がっていました。それ以来、このヨーグルトは家森家の朝食の定番になったそうです。

その後、フジッコにより、このヨーグルトから「クレモリス菌FC株」を分離・純粋培養して作られた「カスピ海ヨーグルト」の種菌の頒布活動を通じて日本に広まりました。
現在までに、「カスピ海ヨーグルト」についての様々な研究が行われ、コーカサス地方の長寿の秘密が明らかにされてきています。

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