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- 第12回小学生豆つかみゲーム大会
2019年8月27日に今年で12回目となる『小学校対抗豆つかみゲーム「まめっ子くん」大会を池袋サンシャインシティB1噴水広場にて開催いたしました。
この大会は、小学校代表としてエントリーいただいた3名1組のチームが、和食作法の基本であるお箸とお椀の正しい使い方を学ぶことを目的にフジッコが開発した「まめっ子くん」を使って、1分間に利き手に持ったお箸で豆をつかみ、逆手のお椀にある穴にお豆を何粒乗せられるかを競うゲームです。
今回は前回出場の5校に初出場の3校の小学校を加え、8校の4年生から6年生までの24名の皆さんにご参加いただきました。
午後2時、華やかなオープニング音楽と共に過去の大会の映像が噴水広場の大画面に流れた後、司会者の紹介でフジッコ取締役の荒田和幸が主催者挨拶を行い、大豆の栄養価の高さやフジッコの食育の取り組み、ゲストの紹介と共に参加者への感謝の言葉を述べました。
その後、初代ふじっ子ちゃんの田牧そらさんと、2代目ふじっ子ちゃんが和食の素晴らしさや小学校での食育授業について出場選手を交えながらトークを行い、大会がスタートしました。
大会は各チーム3名の選手が、前・後半戦と2回ゲームを行って合計粒数で順位が決定されます。
今回は昨年個人優勝した選手が参加する世田谷区立奥沢小学校や、1年間練習を続けて今大会に望みましたと意気揚々と語る選手、昨年2連覇を達成した小平市立小平第六小学校から優勝チームの後輩が初参加するなど、今年はどんな展開になるのか、また記録更新がでるか、これまでにない注目度の高い大会となりました。
司会者の合図で映像が流れ、ゲームスタート!
会場から手拍子と大きな歓声が上がる中、ステージでは真剣な表情でゲームに取り組む8名の選手。白熱の1分間が終了し、結果、半数の選手がおかわりをしました。
インタビューでは、ほとんどの選手が好成績にも関わらず練習よりも出来なかったと悔しい表情を見せる選手もいて、レベルの高さが伺えました。
前半戦最後の第3選手のゲームでは、慶應義塾幼稚舎の4年生、田中塔子(たなか とうこ)さんが小学生記録の46粒を大幅に上回る51粒の驚異的な記録を出しました。
前半戦を終えて、最高記録を出した慶應義塾幼稚舎が133粒でトップになり、続いて早稲田実業学校初等部が126粒と、昨年を大きく上回る好成績でトップ争いを行う結果となりました。
前半戦終了後のハーフタイムでは大相撲力士の栃ノ心関が応援に駆けつけてくれました。
栃ノ心関からは選手の皆さんへの応援と共に相撲の魅力や日本文化の魅力について、また栃ノ心関の故郷ジョージアに縁のあるフジッコカスピ海ヨーグルトの話や、健康な体作りをするためにバランス良く食事をしているなど普段の食生活について語っていただきました。
後半戦ではほとんどの選手が前半戦よりも記録を伸ばして好成績が続出しました。
結果は、個人戦では記録を更新した51粒に及ばないものの1位の選手が48粒を出したのに続き、2位の選手が47粒、これまでの最高記録46粒を出した3名の選手が3位と、参加選手のレベルが格段に上がった大会となりました。
団体戦では、小学4年生3名のチーム慶應義塾幼稚舎が269粒で1位に、早稲田実業学校初等部が253粒で2位に、世田谷区立奥沢小学校が227粒で3位と、1位2位のチームは昨年の優勝チームの233粒を大幅に超える記録となり、この大会にかける意気込みが結果となって表れた大会となりました。
結果発表後には、優勝チームの3名と、栃ノ心関、田牧そらさん、2代目ふじっ子ちゃんが参加したエキシビジョンマッチが行われ、練習出来ずに参加したので来年頑張るとコメントした栃ノ心関は34粒、久しぶりで緊張すると言っていた田牧そらさんは34粒、2代目ふじっ子ちゃんは30粒でおかわり出来ずに悔しいとコメント。
ゲスト3名も優勝チームに刺激されて好記録を出しました。
また公式記録にはなりませんでしたが優勝チームの滝澤怜央(たきざわ れお)さんも記録タイの51粒を出すなど、好記録で盛り上がったエキシビジョンマッチとなりました。
最後にフジッコの荒田取締役とゲストの皆さんがプレゼンターとなり表彰式が行われ、インタビューでは記録を更新した慶應義塾幼稚舎の田中塔子さんは2回ともこれまでの記録を超えたのと、昨年4位で悔しかったので、今年は優勝したくて毎日10回以上練習して頑張ったのでとても嬉しいと、滝澤怜央さんは毎日練習を続けて優勝できて嬉しいと、高橋茉紘(たかはし まひろ)さんは、練習よりも本番が出来たので嬉しかったとコメントしました。
出場選手や応援されていた方々、会場全体に笑顔が溢れる素敵な大会となりました。
大会終了後には、整理券を配布して誰でも参加いただける「まめっ子くん」ゲーム大会を行い、多くの方に「まめっ子くん」を楽しんでいただきました。