- まめっ子倶楽部 トップ
- 公式大会・認定大会
- 第11回小学生豆つかみゲーム大会
2018年8月31日のやさいの日に、今年で11回目となる『小学校対抗豆つかみゲーム「まめっ子くん」大会を三井住友東館ライジング・スクエア1階アース・ガーデンにて開催いたしました。
この大会は、小学校代表としてエントリーいただいた3名1組のチームが、和食作法の基本であるお箸とお椀の正しい使い方を学ぶことを目的にフジッコがオリジナルで開発した「まめっ子くん」を使って、1分間に利き手に持ったお箸で豆をつかみ、逆手のお椀にある穴にお豆を何粒乗せられるかを競うゲームです。
今回は8校の小学校より、2年生から6年生までの24名の皆さんにご参加いただきました。
午後1時30分、音楽と共に過去の大会の映像が流れた後、司会者の紹介で弊社代表取締役社長の福井正一が主催者挨拶を行い、第11回も継続できた喜びと感謝とともに食育プログラムとして実施している黒豆作付け体験について話した後、出場選手へエールを贈りました。
大会は各チーム3名の選手が前・後半戦と、2回ゲームを行い、その合計粒数で順位が決定されます。
今回は、昨年の優勝チーム小平市立小平第六小学校が、小学生最高記録保持者を含む同じメンバーで出場し、2連覇と記録更新をかけて参加。年々選手のレベルが上っており、今年はどんな展開になるのか、大きな期待となっていました。
大会のルール説明を行ったあと、司会者の呼び込みでステージ上の指定された席に座る第一選手の表情からは緊張が伝わってきます。
司会者の合図で映像が流れ、ゲームスタート!応援する客席から手拍子と大きな歓声が上がる中、ステージからは集中する8名の緊張感と気迫が広がります。白熱の1分間が終了し、結果8名の内4名がおかわりをして、2名が40粒を超えるなど好成績でのスタートなりました。
司会者からのインタビューでは、緊張して練習通りの結果が出ずに悔しがる選手や、次に続く選手にエールを送る選手など、ゲームを終え、緊張が解けてほっとした表情が印象的でした。
続く第二選手では、去年の自分の記録を超えて喜ぶ選手や、後半戦での自己記録更新を宣言する選手などゲームへの意気込みが伝わってきました。
前半戦最後の第三選手では、小学生最高記録保持者が出場し、手拍子や応援の声もヒートアップ。最高記録には届かなったものの記録に迫る45粒、本大会の1位記録が出ました。ゲーム後のインタビューでは、練習よりも良い記録が出たと笑顔いっぱいに喜ぶ選手もいました。
前半戦終了後のハーフタイムでは大関に昇進したばかりの栃ノ心関が応援に駆けつけてくれました。
フジッコカスピ海ヨーグルトの故郷であるジョージア出身の栃ノ心関は普段からカスピ海ヨーグルトを食べているとのことで、この日は豆つかみゲームにちなんで、カスピ海ヨーグルトにフジッコ製品のおまめさんシリースの豆小鉢黒豆を入れて食べていただきました。黒豆をそのまま入れて食べるだけで、栄養価が高まりデザート感覚で食べられることから、会場の親御さんたちからも関心の高さが伺えました。
後半戦では、登録の順番から自由に順番を変更することが出来ます。そのままの順番でゲームに挑むチーム、前半戦に好成績だった選手を最後にして逆転にかけるチームなどそれぞれの戦略でゲームに挑みました。
前半戦の自己記録を超えて喜ぶ選手、前半戦の記録よりも下がって悔しがる選手など、選手それぞれの思いが伝わります。
後半戦の第二選手のゲーム終了後、これまでの成績が発表され、昨年優勝校の小平市立小平第六小学校が1位で、初出場の早稲田実業学校初等部が10粒の差で2位に、世田谷区立奥沢小学校が2位と2粒の差で後を追うなど、第三選手の成績によって順位が大きく変わるといった緊迫した中で最後のゲームが行われました。
本大会1位記録の45粒を出してチームの順位アップに貢献して満面の笑みで成績を発表する選手など、最後まで盛り上がった大会となりました。
結果は、個人成績では45粒の同率1位が2名、43粒の同率3位が2名となり、団体戦では1位は233粒で小平市立小平第六小学校が大会史上初の2連覇達成となりました。2位は226粒で世田谷区立奥沢小学校、3位は224粒で早稲田実業初等部でした。
結果発表後には、優勝チームの3名と、栃ノ心関、2代目ふじっ子ちゃんが参加したエキシビジョンマッチが行われ、相撲よりも緊張すると言っていた栃ノ心関は、お椀の穴を全部埋める32粒と好成績を出して大満足の笑みを浮かべましたが、ふじっ子ちゃんは緊張したせいか20粒という成績で悔しがっていました。
最後に表彰式が行われ、福井社長から目録が、栃ノ心関よりメダルが贈られました。
優勝チームへのインタビューでは、団体、個人ともに2連覇の偉業を達成した藤原さんが、毎日5~10回は練習すると答えました。
選手や応援されていた方々、会場全体に笑顔が溢れる素敵な大会となりました。