2025年5月30日 「ハピネスごはん」を公開しました!
あなたやあなたのご家族、もしかして
年齢を重ねて食が細くなってきたような…
「年のせいだから仕方がない」と
あきらめていませんか?
動かないから
お腹が減らず
食欲が湧かない
味覚や嗅覚の衰えや
噛む力も弱まって
食欲がない
買い物や調理が大変で
同じものばかり
食べている
そのような食生活を続けていると、栄養が不足して低栄養状態に。
低栄養になると、筋肉量は減少します。
筋肉が落ちると転倒しやすくなり、骨折のリスクが高まります。
そうなると、寝たきりや介護といった心配も。
健康を維持するためには、栄養バランスよくしっかり食べることが大切です。
実際に、女性の低栄養傾向の割合は65歳以上になると20%以上で、4人に1人が低栄養状態で、
男性は年齢が上がるにつれて低栄養の割合が増える調査結果が出ています。
※出典:令和5年 国民健康・栄養調査結果の概要
体重が減ってきた
なんだか疲れやすい
ペットボトルが
開けにくくなった
出かけるのが
おっくうだ
\ まずは /
日々の食事を見直すことが
健康維持の第一歩。
必要な栄養をしっかりとることで、体力や筋力を維持し、
いつまでも自分のことは自分でできる
自立した生活を目指しましょう!
人生100年時代を
「元気で・たのしく・輝く」ために!
これからも自立した生活を
維持するために
まずは、
毎日の食事に気を付けましょう
年を重ねても、健康で自立した生活を続けるためには、「栄養(食事)」、「身体活動」、「社会参加」が大事といわれています。その中でも特に食事が大きな鍵を握っています。
意外にも必要な栄養摂取量は、高齢期に入ってもほぼ変わりません。なお、中年期以降は、生活習慣病とフレイルの両方に留意が必要です。特に元気に動くためのエネルギーや筋肉を作るたんぱく質をしっかりとることが大切です。
おにぎり1つ分(156kcal)とすると、
実際に65歳~74歳の男性では
1日におにぎり2つ程度不足している状態
たんぱく質の摂取量は、
1日に体重1kg当たり1.0〜1.2gが目安です!
※日本人の食事摂取基準(2020年版)「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書2019,厚生労働省
ご自身の体重を入力して、
必要なたんぱく質量はどのくらいか確認してみましょう!
病気をお持ちの方は、かかりつけ医に相談してご自身の体調に合わせた食事をすることが大切です。
(注)腎臓疾患をお持ちの方はたんぱく質の過剰摂取による腎機能へ影響する可能性がありますので、かかりつけ医指示・指導の摂取量をお守りください。
年を重ねるにつれて筋肉量は減少し、高齢になるほどその減少率は高まります。同じようにたんぱく質をとっても、筋肉になりにくくなります。
たんぱく質を含む食べ物を食べていても、実は十分な量をとれていないことが多いと言われています。
(例えば、体重60kgの人が1日に必要なたんぱく質の量を卵に例えると、10個分に相当します。)
一度に多くとったとしても体内で利用されなければ排出されてしまうため、ポイントとしては「毎食ごとに分けてバランスよくとること。
朝ごはんはたんぱく質が不足しやすいので、意識して1日3回の食事でしっかりとることが大切です。
(1食あたり20ー30gとりましょう。)
出典:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」より作成
(2025年5月現在)
健康でハツラツとしたした
生活を送るために
必要な食事の3つのポイント
食事(栄養バランス)と運動を意識して、できることから始めてみましょう。
いつもまでも、元気で楽しく輝くために!!
ふだんの食事に豆やヨーグルトなどを組み合わせ、たんぱく質をとりやすいレシピや献立を提案いたします。また、簡単味付けアレンジや一品手軽にそえられる惣菜など、調理や食事を楽しんでいただけるようバラエティー豊かにご提案いたします。
忙しくても簡単に作れて、たんぱく質や野菜をバランスよく取り入れた手軽な献立です。
エネルギー:650kcal
たんぱく質:29.6g
エネルギー:664kcal
たんぱく質:24.5kcal
ご参考:カフェオレ1杯
エネルギー71kcal、たんぱく質3.5g
エネルギー:603kcal
たんぱく質:21.5g
エネルギー:726kcal
たんぱく質:25.8g
エネルギー:611kcal
たんぱく質:29.4g
忙しい毎日でも手軽に栄養たっぷりのもう一品プラス!作り置き常備菜があれば、美味しいアレンジレシピが簡単に作れます!
「いつも同じものばかりでは飽きてしまいそう」というときに、旬が感じられる素材を使ったメニューはいかがでしょうか。
エネルギー:589kcal
たんぱく質:28.2g
エネルギーやたんぱく質などが足りないメニューの時に役立つのが、おまめさんシリーズやおかず畑シリーズのお惣菜。
そのまま1品プラスしたり、アレンジして楽しみましょう!
エネルギー:459kcal
たんぱく質:22.7g
これからもずっと健康で自分らしい生活を送るために。
まずは、エネルギー量やたんぱく質をしっかりとれる工夫をしてみましょう!
フジッコは、豆や昆布をはじめお惣菜やカスピ海ーヨーグルトなど、
使い方次第で食事の支度が楽になり、たんぱく質がとれる製品を多数取り揃えております。
自分流にアレンジして、毎日の食事のバランスアップにお役立てください。
産官学民が連携した活動に参加して
健康長寿社会の実現に取り組んでいます
2025年以降、85歳以上の高齢者が急激に増えると予想されています。 これに対応するためには、地域全体でフレイル予防に取り組むことがとても大切です。
「フレイル予防推進会議」の構成員として、自治体が中心となる「行政部会」と、企業が中心となる「産業部会」に分かれ、協力しながらフレイル予防の啓発活動を進めています。
フジッコも、この会議と連携を深め、行政・企業・大学・地域が一緒になってフレイル予防を推進し、食を通じて健康で長生きできる社会を目指していきます。
フジッコは「フレイル予防推進会議」の構成員です。
「自分のことは、自分で」を続けるために必要なこと
‟要介護”になる前に気をつけたい
『フレイル』とは
「フレイル」とは、年をとることで体や心の元気がなくなり、介護が必要になる一歩手前の状態のことです。 でも、この状態になったからといってあきらめる必要はありません。 早めに生活を見直せば、元の元気な状態に戻したり(可逆性)、進行を遅らせたりすることができると言われています。
引用元:一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構. フレイル予防住民啓発パンフレット https://www.ihep.jp/frail-yobo/(一部改変)
※基本チェックリストや後期高齢者の質問票でも代替できます。
そうならないためにどうすれば?
日常生活で意識すべき
「三本柱」とは
フレイルは、1人ひとりが日常生活の工夫で3つの柱に取り組むことが効果的です。
「栄養」食事・口腔機能
「身体活動」生活活動、
運動など
「社会参加(社会活動)」
つながり、地域交流など
社会とのつながりを失うことが、フレイルの最初の入口。
いくつになっても、社会とのつながりを意識して生活することが健康寿命を延ばし「自分のことは自分で」の基本となります。
サルコペニア(筋肉量及び筋力の低下)の危険度の高まりとともに、様々なリスクが高まっていくことが分かってきています。フレイルの気づきのため、指輪っかテストによる筋肉量の減少(低下)の危険度のチェックも身近な1つの方法です。
高齢長寿地域において「豆類」の摂取が
フレイルリスクの低下と関連
豆類は、たんぱく質と食物繊維の両方を豊富に含む食品のため、フレイルのリスクを下げるのに役立つと考えられます。京都府立医科大学生体免疫栄養学講座の研究結果として、京都府京丹後市の住民の食事を調べた研究では、豆類・いも類・緑黄色野菜・魚介類をよく食べる人たちが、フレイルになる割合が最も低いことが明らかになりました。フジッコからも研究員として本講座に参加しました。
フレイルを防ぐためには、たんぱく質をしっかりとることが大切とされていますが、最近の研究で「食物繊維」も重要であることがわかってきました。食物繊維をとることで、握力が強くなり、年齢とともに減ってしまう筋肉の量を守る可能性があると報告されています。