TECHNOLOGY
「健康」と「おいしさ」を追求し続ける私たちが、希望あふれる未来のためにもっとも大切にしているのは「研究開発」。
世界での疫学調査や介入試験にも参加をし、“食で健康を守る”ことこそが私たちの使命です。
当社の研究室で、食品素材から抽出した健康成分などの基礎研究を行うほか、各種テーマに専門的に取り組む大学や研究機関との共同作業により、新たな“発見”を続けています。
かむ力が弱くなった高齢者に「食べる」楽しみを。やわらかさ、のどのすべりのよさ、口の中でのまとまりやすさや、見た目にもこだわったソフト食を開発。時代のニーズに応えています。
たとえば、カスピ海ヨーグルトの乳酸菌。長寿の国、ジョージアからやってきたこの乳酸菌や豆、昆布などの伝統食材に秘められた健康パワーは計り知れません。健やかな毎日の食生活に貢献するために、フジッコの研究室ではそれらの解明に全力で取り組んでいます。
イノベーションには3つの関門があるとされます。新発見にいたるまでの孤独な基礎研究、製品化の途中で表面化する課題、そして、完成品の市場価値が世に理解されるまでの時間。「悪魔の川」を渡り、「死の谷」を越え、「ダーウィンの海」へ乗り出すために、フジッコでは研究・開発とマーケティングを融合。商品開発におけるアドバンテージを強化しています。
「常に新しいものをつくり出す」ベンチャースピリット精神を保ち続けるため、研究・開発・マーケティング部門が三位一体となり、部門の壁を超える横断的な組織で臨んでいます。
ビーカーロットからスケールアップする商品開発および、新商品のテスト販売を行うための生産設備としてミニプラントを本社内に設置。迅速に新商品を市場に投入する体制を確立しています。
「定量的な官能評価」導入に加え、関係物質の挙動や同定などを解析するメタボローム研究を通して伝統食材の「おいしさの見える化評価」を推進。さらに、食品加工・機能性研究をプラスすることで付加価値を向上し、“おいしさのニーズ”を満足させる開発を進めています。
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