2月1日、兵庫県庁において「ひょうご丹波黒まめ大使」の委嘱状公布式がありました。
兵庫丹波黒のさらなる認知度向上、消費拡大を目的として、兵庫丹波黒のPR活動を行うもので、11名の方が1年間、大使として活動します。
公布式の後は、お二人の講演会です。
①「兵庫県における丹波黒栽培の歴史とブランド化の取組について」
兵庫県立農林水産技術総合センター農業技術センター 農産園芸部長 澤田富雄氏
丹波黒は最大級の大豆であり、100粒の重さが80~100gと、普通の大豆の2~3倍あります。
丹波地方の環境・土壌で、大きく・美しく・味が良いと思っていたのですが、先人が大きい豆を選抜し、多くの人の努力や苦労があったようです。
農家の方の永年の努力で「丹波黒」が生まれ、今に引き継がれているのですね。
②「黒豆に含まれる機能性成分について」
国立大学法人神戸大学 特命助教 山下陽子氏(ひょうご丹波黒まめ大使)
弊社でも研究でお世話になっている山下先生の講演では、黒大豆の機能性を説明いただきました。
【黒大豆栄養成分の健康効果】
・イソフラボン:女性ホルモン様作用
・食物繊維:便秘改善
・カルシウム:骨粗鬆症予防・改善
・マグネシウム:精神の安定
【ヒト試験】
<むくみ改善効果> 学会発表 黒大豆ポリフェノールのむくみ改善作用
http://www.fujicco.co.jp/cms_news/news/upload/rd_20150327.pdf
<体温上昇効果> 学会発表 黒大豆ポリフェノールの血流改善作用
http://www.fujicco.co.jp/cms_news/news/upload/pr_20120322.pdf
「丹波黒」は様々な課題を解決する機能が期待される日本の伝統的食材ですね。
講演会の後は、丹波黒豆商品をいただきながら、自己紹介と意見交換会を行いました。
兵庫丹波黒の良さを一人でも多くの方に知っていただきたいと思います☆
●兵庫県丹波黒振興協議会
http://www.kurodaizu-lab.jp/tanbaguro/
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