和食に不可欠な“だし”の原料“昆布” 古来から日本人の食卓に欠かせない昆布ですが、旨みだけじゃなくそこに含まれる栄養素、成分もとても豊富です。昆布が持つ成分は、健康において様々なメリットをもたらしてくれます。
様々な栄養を持つ昆布だからこそダイエットやデトックスに効果がある成分も沢山持っています。こんな身近な食品で手軽に健康的な身体づくりが期待できます。 腸内環境を整えて免疫力をUPしたり、コレステロールや中性脂肪を蓄積しにくくする作用があるとされています。もずくや、他の海草類にも含まれる通称「ネバネバ成分」 脂肪の蓄積を抑制する抗酸化作用、脂肪の燃焼を促すたんぱく質「UCP-1」を活性化するという2つの脂肪減少作用があるとされています。 昆布のような機能性食品はとっても栄養素が多く、毎日でも食べたいもの。 しかし!栄養素というのは食べるだけでなく、腸内で吸収されることで初めてカラダに作用するということを知っていましたか? 普通に食べるだけでなく、摂取方法を工夫することで“最も効率よく腸内で栄養素を吸収”できるようにしたものが「とろろ昆布」です! とろろ昆布の厚みはなんと0.01mm~0.02mm この薄さがポイント! 昆布の細胞のひとつのサイズよりも小さいので、食物繊維や脂溶性成分さらにはグルタミン酸などの旨味成分も溶け出しやすくなります。 更に昆布の栄養を余すことなく摂取するには「汁物」に入れるのがオススメ! 水溶性の成分も流れることなく摂取できるし、旨み成分も溶け出しやすくなり、一石二鳥の調理方法です。
「味噌汁などに入れれば簡単に摂れる量です。毎日続けるなら、外出先でもつかえる便利な小分けパックになったものが利用しやすいでしょう」 食物繊維や脂溶性成分を効果的に摂るためには、食事の直前、毎食の一番最初に食べてしまうのがベスト。食事の最後に食べても意味がないので、タイミングが大事です。他のおかずやご飯と同時に食べても作用は期待できます。」 「忙しいときはインスタント食品と一緒に食べてしまってもOK。たとえばカップ麺に入れれば昆布だしが出て美味しくなるし、食物繊維もしっかりとれます。インスタント食品を食べる罪悪感が軽減されますよ(笑)」