知られざる昆布パワーの秘密に迫る!!

矢澤博士に聞きました

矢澤一良氏
早稲田大学ナノ理工学研究機構規範科学総合
研究所ヘルスフード科学部門研究院教授
京都大学工学部卒、農学博士。
専門は予防医学、脂質栄養学、海洋微生物学。

昆布のここがすごい! 美味しいだけじゃない?

和食に不可欠な“だし”の原料“昆布” 古来から日本人の食卓に欠かせない昆布ですが、旨みだけじゃなくそこに含まれる栄養素、成分もとても豊富です。昆布が持つ成分は、健康において様々なメリットをもたらしてくれます。

昆布のここがすごい! ダイエット&デトックスに昆布?

様々な栄養を持つ昆布だからこそダイエットやデトックスに効果がある成分も沢山持っています。
こんな身近な食品で手軽に健康的な身体づくりが期待できます。

食物繊維で腸内環境を良好に! 脂肪が蓄積しにくいカラダをつくる。

食物繊維 フコイダン&アルギン酸
腸内環境を整えて免疫力をUPしたり、コレステロールや中性脂肪を蓄積しにくくする作用があるとされています。
もずくや、他の海草類にも含まれる通称「ネバネバ成分」

ダブルの脂肪減少作用と、抗酸化作用でアンチエイジングにも期待!

脂溶性成分 フコキサンチン&フコキサンチノール
脂肪の蓄積を抑制する抗酸化作用、脂肪の燃焼を促すたんぱく質「UCP-1」を活性化するという2つの脂肪減少作用があるとされています。

昆布のデトックス効果で排出される有害物質はこんなにも!

生体外有害物質
ダイオキシン、食品添加物、着色料、紫外線、電磁波
生体内有害物質
中性脂肪、コレステロール、乳酸、ウイルス、活性酸素

では、なぜ“とろろ”昆布なのか?そのカタチには理由(ワケ)があった!

フコキサンチン、フコキサンチノールをカラダにしっかり吸収させるには、とろろ昆布の形状がもっとも好ましい!

昆布のような機能性食品はとっても栄養素が多く、毎日でも食べたいもの。
しかし!栄養素というのは食べるだけでなく、腸内で吸収されることで初めてカラダに作用するということを知っていましたか?
普通に食べるだけでなく、摂取方法を工夫することで“最も効率よく腸内で栄養素を吸収”できるようにしたものが「とろろ昆布」です!

とろろ昆布の薄さに注目

とろろ昆布の厚みはなんと0.01mm~0.02mm この薄さがポイント!
昆布の細胞のひとつのサイズよりも小さいので、食物繊維や脂溶性成分さらにはグルタミン酸などの旨味成分も溶け出しやすくなります。

調理方法でさらに工夫!!

更に昆布の栄養を余すことなく摂取するには「汁物」に入れるのがオススメ!
水溶性の成分も流れることなく摂取できるし、旨み成分も溶け出しやすくなり、一石二鳥の調理方法です。

昆布のここがすごい! とろろ昆布の食べ方あれこれ Q&A

  • 一日にどれぐらい摂取すれば良い?

    目安は3g!
    「味噌汁などに入れれば簡単に摂れる量です。
    毎日続けるなら、外出先でもつかえる便利な小分けパックになったものが利用しやすいでしょう」
  • いつ食べればいいの?

    食前に食べるのがベスト!
    食物繊維や脂溶性成分を効果的に摂るためには、食事の直前、毎食の一番最初に食べてしまうのがベスト。食事の最後に食べても意味がないので、タイミングが大事です。他のおかずやご飯と同時に食べても作用は期待できます。」
  • 時間がないときの手軽な食べ方は?

    カップ麺に入れて美味しいですよ!
    「忙しいときはインスタント食品と一緒に食べてしまってもOK。たとえばカップ麺に入れれば昆布だしが出て美味しくなるし、食物繊維もしっかりとれます。
    インスタント食品を食べる罪悪感が軽減されますよ(笑)」