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「旬を食べる!簡単ヘルシー開運おせち」
~冬の巻~

冬の巻

監修:医学博士・管理栄養士 本多京子 氏

春・夏・秋・冬と日本は豊かな四季がある国です。生き物はみな、太陽や風・雨などの恵みを受けて四季のリズムに寄り添って生命を育んでいます。私たちも昔から自然と調和し、四季のバイオリズムと共に自らの心身をコントロールしてきました。そして、この四季折々の健康維持と関わっているのが季節の食材です。収穫量が多く、もっとも味が良い時期が『旬』。旬を迎えた食材は栄養価が高いのも特徴です。四季の食材を食卓に盛り、食べ物に込められた昔からの知恵や願いを知って、健康増進に役立てましょう!

おせち料理の由来

おせち料理は、平安時代の宮中で元旦に行われていた『歯固めの儀』が始まりとされています。一般の家庭でおせちを食べるようになったのは、江戸時代の元禄期になってから。昔は、お正月から火を焚くのはよくないとされていたため、『食積』といって暮れのうちに日持ちのよい料理が作られました。それぞれの料理には縁起物と呼ばれる独特の食品が使われます。これらには、昔の人がお正月料理に託した夢や願いが込められています。

お雑煮は縁起物

お雑煮は地方色豊かな食べ物で、餅も丸かったり、四角だったり、調理法も茹でたり、焼いたり、澄まし汁あり、味噌仕立てありと行った具合です。具にもそれぞれ縁起を担いで、大根は和に通じるからと輪切りにし、里芋は小芋、孫芋と増え、小芋が親芋より上にできることから親以上に出世するように、また、八頭は「お頭を祝う」といって、人の頭になることを願い、「名(菜)を上げる」として青菜を使ったりします。

お正月の祝儀物

おせち料理を入れる重箱の「一の重」は、ごまめ・数の子・黒豆などの祝儀物3種や紅白かまぼこを盛り、「二の重」にはブリやマス・エビなどの焼き物やなますのような酢の物、「三の重」には、筑前煮やお煮染めなどを詰め合わせるのが一般的。あしらいとして「難を転ずる」という語呂合わせから『南天』や羽根つきの形に似た『つくばね』、若い葉がでてから古い葉が落ちるところから「途切れなく続く繁栄」を意味するゆずり葉などの祝儀物が使われます。『祝い箸』は両細になっていて片側は神様が使うものとされ、箸袋には家族それぞれの名前を書き、松の内の間は使い続けます。

冬のおすすめレシピ

【12/08更新】黒豆は、「魔滅」に通じる縁起もの
黒豆こんにゃく

黒豆こんにゃく

黒は魔除けの色で、しかも豆は「魔滅」に通じて縁起がよいので、黒くまめまめしく働けますようにとの願いを込めて食べる縁起物。黒豆は大豆の一種で抗酸化作用のあるアントシアニンを含むのが特徴。良質の植物性タンパク質やコレステロール低下作用のあるレシチン、サポニン、骨粗鬆症予防に役立つイソフラボンなどを含む優秀な食材。関西では黒豆にしわが寄ると息災といわれ、関東では壁にぶつけてつぶれるくらいふっくらとしわが寄らないように煮ます。昔は、黒く色よく煮上げるためにクギやお歯黒が使われました。

めでたい祝儀物の数々
サラダ豆のさらさ寄せ

サラダ豆のさらさ寄せ

昆布・・・「よろこぶ」に通じ、昆布は「ひろめ」とも呼ばれるため、運や名前が広まるようにとの願いを込めて。食べ過ぎになりやすいお正月には低エネルギーで旨味があり、ミネラル豊富なのでうれしい食材です。

数の子・・・多産や子孫繁栄を祈って食べるにしんの卵の塩漬けや乾燥品。
なまこ・・・俵の形に似ているので俵子とも呼ばれ、豊作への祈りを込めて食べます。
田作・・・・五万米とも呼び、小さくても尾頭付きで立派という意味と豊作を祈って。
きんとん・・・金の塊を意味する「金団」は豊かになれるようにとの祈りを込めたもの。

諸説ありますが、いずれもめでたい縁起物です。新年には運気の上昇を祈って、家族そろっておせち料理を味わいましょう!

伊達巻きで学問上達を祈る!
にしん姿煮のだし巻き卵

にしん姿煮のだし巻き卵

魚のすり身などを加えて作る卵焼きは、見栄えがよく洒落て豪華なことから「伊達」巻きと呼ばれるようになったとか。また、伊達政宗の好物だったという説も。さらに、巻物は書物を意味することから、知識が豊富になって学問が上達するよう願いを込めたものという説も。すり身を加えた卵液を卵焼き器で焼くのは難しいという人も、フライパンで半熟状にしてから電子レンジで調理し、巻きすで巻いてそのまま冷やすときれいに仕上がります。

根菜で、根を張って元気に頑張る!
根菜と鶏手羽のこっくり煮

根菜と鶏手羽のこっくり煮

おせちに欠かせない「たたきごぼう」はごぼうをたたいて開くことで『運を開く』という意味。里芋は田芋とも呼ばれ、『大望』に通じ、縁起のいい食べ物とされているため、切らずに丸のまま煮るのがよいとされています。にんじんは春一番先に咲く梅の花の飾り切りに、クワイは芽がでるように芽を落とさずに。れんこんは穴が空いているので見通しよくと大きな輪切りに。こんにゃくは真ん中に一筋切り目を入れてくぐらせて手綱に。結び目は縁を表し、新年に心を引き締め手綱をしめるという意味。このように野菜の切り方や調理法にもそれぞれ意味が込められているのです。

餅は毎日増やして、食い上げる!
餅のとろろ揚げ出し

餅のとろろ揚げ出し

お正月に欠かせない雑煮は、種々雑多なものを取り混ぜてつくることから名づけられたものですが、入れる具が土地柄を表し、関西では丸餅を焼かずに茹でて白味噌仕立てにし、関東ではのし餅を短冊切りして焼き、澄まし仕立てにすることが多いようです。また、三が日の間、雑煮に入れる餅を日ごとに増やすという地域もあります。雑炊がケ(日常)の食事だったのに対し、雑煮はハレ(お祝い)の食事だったので、めでたさの表れだったのでしょう。具には里芋や大根、にんじん、しいたけ、せり、かまぼこ、鶏肉、塩ぶりなどが入れられることが多いようですが、香川のあん餅雑煮や松山のてっぽう雑煮、岩手のくるみ雑煮などの変わり種もあります。

Vol.1

冬のおすすめレシピ

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