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一汁三菜ふだんごはん

Pick Up

「旬を食べる簡単ヘルシー和食」
~食文化と和食~

春の巻

監修:医学博士・管理栄養士 本多京子 氏

ひな祭りにひなあられや『ちらし寿司』を食べるのは…

ひなまつりイメージ

3月3日は桃の節句、娘が健康に育ちますようにとの祈りをこめた行事です。
昔からひな祭りに欠かせないとされているのが、ちらし寿司と蛤のお吸い物そしてひなあられです。毎日食べるご飯の保存に使われていた「おひつ」についた米粒を拾い集めて干して保存し、お正月のお餅の端切れを干しておいたものと一緒に煎って砂糖がけしたのがひなあられ。これは娘に心配りと節約の大切さを伝えるためのものです。
そして、蛤の貝の模様のようにぴたりと相性の良い男性と巡り会い、娘が幸せな人生を送れますようにと願って蛤の潮汁をちらし寿司に添えたのです。

節分に『豆まき』するのは

節分イメージ

立春の前日にあたる「節分」の行事といえば、豆まき。豆は「魔滅」に通じ、邪気を払うことから大豆をまいたり、年の数だけ炒り大豆を食べます。
また、焼いたいわしの頭をひいらぎの小枝に刺し、戸口に飾っていわしの生臭さとひいらぎのとげで鬼を退散させます。
まいた大豆を年の数だけ食べるのは、大豆が肉や魚に劣らない良質たんぱく質食品で、しかもコレステロールゼロ、動脈硬化予防に役立つサポニンやレシチンも多く、まさに加齢とともにしっかりとりたい栄養素を含んでいるからです。

春のおすすめレシピ

【4/23更新】お花見には、『花より団子』!
抹茶風味のそばがき団子

抹茶風味のそばがき団子

お花見に持っていきたい!超簡単なお団子はいかが?

散り際が潔いことにたとえて江戸時代には「花は桜木、人は武士」といわれ、桜は最高の花とされていました。花の中でも桜が珍重されるのは、満開の時より、むしろ雪のように舞い散る美しさにあるからです。各地の桜便りがきかれる頃になると誰しも心が浮き立つもの。
そのお花見に欠かせないのが、団子。上新粉や白玉粉・米粉などで作るのが一般的ですが、時にはそば粉で作ってみてはいかがでしょう?そば粉に含まれるルチンには血管を丈夫にする働きがあるため、昔から「高血圧にはそばがいい」といわれています。
しかし残念ながらルチンは水溶性のため、そばを茹でると減ってしまいます。そこで、お湯で溶いてかき混ぜるだけのそばがきにすれば、ルチンが失われることなくしかも、カロテンやビタミンC・ビタミンEの豊富な抹茶を加えることでさらにヘルシーに。
団子にのせるあんは煮豆を潰すだけで超簡単。食物繊維の宝庫なので、お好きな煮豆で色とりどりのあんを作ってみてはいかがでしょうか。

春の行楽弁当に欠かせないお煮染め!
簡単炒り鶏

簡単炒り鶏

筑前地方で作られる『炒め煮』が筑前煮の由来

ごぼう・にんじん・れんこんなどの根菜やこんにゃくなどを油で炒めてから、砂糖・醤油などで煮含めたのが筑前煮。油で炒めてあるのでコクがあり、しかも甘辛い醤油味の煮汁がなくなるまで煮含めてあるのでしっかりとした味わいで、時間がたっても傷みにくいのが特徴。冷めてもおいしいので、お弁当のおかずとしての人気もあります。
ごぼうやにんじん・れんこんなどの根野菜は食物繊維やオリゴ糖などが多く、腸内の善玉菌を増やす働きがあるため、積極的にとりたいものですがどれも下ごしらえや調理に時間がかかるため敬遠されがちです。最近は、下処理がすんだものやレトルトの根菜の煮物類もあるので、それらを上手に活用してみましょう。時間が無いときでもちょっとの一工夫で我が家の筑前煮に変身します。春の行楽シーズンのお弁当のおかずとしても最適です。

春のおもてなしに!
鯛のとろろ昆布ロール

鯛のとろろ昆布ロール

『桜鯛』と『麦わら鯛』は味が違う?

お祝い料理に華をそえる鯛は、春が旬。とくに桜が咲き始める季節の鯛は『桜鯛』と呼ばれ色もきれいで美味しいといわれます。この時期を過ぎると鯛は産卵を終え、体力を消耗するため、味が落ちます。鯛が産卵を終えるのは、ちょうど冬小麦の収穫の時期に当たることから産卵を終え味が落ちた鯛は『麦わら鯛』とも呼ばれます。魚の中の王とされる鯛はそのままでも美味しいのですが、旨味成分(グルタミン酸)の多いとろろ昆布と合わせて食べると鯛のイノシン酸との相乗効果でさらに旨味がアップし、簡単に昆布〆のおいしさを味わえます。

ひな祭りには、華やかなちらし寿司がなによりのご馳走!
筍と菜の花のちらし寿司

筍と菜の花のちらし寿司

ひなあられとちらし寿司は節約の教え!

ひなあられ同様に、家に買い置きしてある乾物を利用して丹精をこめて作るのがちらし寿司。昔の母親はひなあられやちらし寿司にことよせて、台所をあずかる主婦の心配りや節約法を娘に教えたのです。今では、自分で作らなくても、いつでも何でも手軽に買える時代になりましたが、ひなあられやちらし寿司を作る意味合いは伝えていきたいものです。ちらし寿司の具は干し椎茸、かんぴょう、凍り豆腐などの乾物をゆっくりもどして、それぞれを別々に出汁で煮て作るものですが、気ぜわしい現代ではなかなか作れないという人も多くなって来ました。そこで、春が旬のたけのこ煮と高ビタミン野菜の『菜の花』を使って簡単にちらし寿司を作る方法をご紹介しました。旬がなくなったと言われる今ですが、菜の花だけは旬にしか味わえません!ちらし寿司は入学式などのお祝い事のご馳走としても喜ばれると思います。

節分に欠かせない大豆を手軽においしく!
黒豆と大豆の福和え

黒豆と大豆の福和え

節分に『年の数』炒り豆を食べるのは?

立春の前日にあたる節分に欠かせないいのが大豆。「マメで達者に!」という意味合いから、お正月のおせち料理の黒豆を始め大豆は、日本人の食生活にかかせない存在になっています。
大豆は「畑の肉」や「畑のマグロ」とも呼ばれるほど高タンパクなのが特徴で、しかもタンパク質を構成するアミノ酸バランスも良く評価も100点満点!その上、レシチンやサポチンなどの生活習慣病予防に役立つ成分や更年期障害の軽減に役立つイソフラボンなどの成分も豊富。また、黒豆は、これらの大豆の栄養素に加えて、抗酸化作用があるアントシアニンを含むのが特徴です。これらは加齢とともに、必要になってくる成分でもあるため、節分では炒り豆を年の数だけ食べるのです。節分だけでなく、毎日手軽に大豆や黒豆を食べる習慣を身につけましょう!

Vol.1

冬のおすすめレシピ

秋のおすすめレシピ

夏のおすすめレシピ

春のおすすめレシピ

洋風や中華も取り入れながら、
時代の変化に合ったバランスの良い献立で毎日を健康に…

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