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「旬を食べる簡単ヘルシー和食」
~秋の巻~

秋の巻

監修:医学博士・管理栄養士 本多京子 氏

春・夏・秋・冬と日本は豊かな四季がある国です。生き物はみな、太陽や風・雨などの恵みを受けて四季のリズムに寄り添って生命を育んでいます。私たちも昔から自然と調和し、四季のバイオリズムと共に自らの心身をコントロールしてきました。そして、この四季折々の健康維持と関わっているのが季節の食材です。収穫量が多く、もっとも味が良い時期が『旬』。旬を迎えた食材は栄養価が高いのも特徴です。四季の食材を食卓に盛り、食べ物に込められた昔からの知恵や願いを知って、健康増進に役立てましょう!

十五夜の月は『芋名月』、十三夜の月は『栗名月』・・・

秋の風物詩と言えば、お月見。月の光の美しさを愛でるだけでなく、秋の実りに感謝を捧げる行事でもあります。旧暦の8月15日が中秋の名月とも呼ばれる十五夜。新暦では毎年変わり、今年は9月8日にあたります。この夜は小粒の里芋を蒸すか茹でて『衣かつぎ』をお月様に供えるのが昔からのしきたりです。また、約1ヶ月後の旧暦9月13日には十三夜と呼ばれる月見があり、こちらは収穫した栗や豆をお供えすることから『栗名月』や『豆名月』と呼ばれます。十五夜だけを祝うのは、「片身月」と言われ、縁起が悪いこととされていました。さて、今年は、十五夜と十三夜、どちらも秋の実りを味わいながら、お月見することに致しましょうか!

秋を迎える行事『菊の節句』・・・

昔、中国では菊を不老長寿の薬草として尊んでいて、旧暦9月を菊月と呼び、その9日に菊の節句として祝っていました。日本でも、平安時代から菊酒を飲んで長寿を願う菊花の宴が催されていたそうです。江戸時代になると菊を観賞しながら、菊酒を酌み交わし、菊料理を食べる風習が広まったと言われています。黄色い「阿房宮」や薄紅色の「もってのほか」などの食用菊が知られていますが、鎮静や解熱の作用もあるので、是非この季節には菊料理に挑戦してみましょう!

秋の彼岸の『おはぎ』・・・

ぼた餅とおはぎは共にお彼岸に欠かせない食べ物ですが、春の彼岸に作るのが『ぼた餅』なのに対し、秋の彼岸に作るのは『おはぎ』と呼ばれます。ともに『牡丹』と『萩』の花から名付けられたものです。花の大きさの違いから『ぼた餅』は大きめに、『おはぎ』は小さめに作るという地方も。また、『ぼた餅』や『おはぎ』には、こしあんと粒あんがありますが、こしあんはご先祖様に、粒あんは自分たち生き仏用と言われています。

秋の食材・・・・ 栗・松茸・新米・銀杏
さつまいも・里芋・小豆・大豆
さんま・さけ・戻りかつお
柿・ぶどう・梨
食文化を伝えるための
秋の行事・・・・
重陽の節句に『菊見酒』
秋のお彼岸には『おはぎ』
中秋の名月には『月見だんご』
七五三には『千歳飴』

秋のおすすめレシピ

【11/28更新】ほろ苦さと香りの食用菊楽しめるちらし!
煎り黒豆と菊花のちらし

煎り黒豆と菊花のちらし

菊の花はさっと茹でて甘酢に漬ければ、冷蔵庫で1週間は保存可能です。酢の物や和え物などに少しずつ加えれば、深まりゆく秋の風情を楽しめます。また、食用菊の葉はさっと茹でて水にさらした後、ごま油で炒めてみりんと醤油で佃煮にすれば、ほろ苦さと香りが楽しめます。

お月見しながらみんなでおいしく里芋料理。
里芋のチーズ焼き

里芋のチーズ焼き

女の子が数えで15歳になった年のお月見の夜、家族は何度も空を見上げたものでした。晴れてお月様がきれいに見えたら、その娘の人生は一生明るい、曇っていても後からきれいな月が眺められたら人生の後半は良くなるなどと言い伝えられていたからです。今年のお月見は、里芋料理をお供えしてみんなでおいしく味わいましょう。

簡単レンジでおいしいもち米おはぎ!
あっというまの一口おはぎ

あっというまの一口おはぎ

煮豆を潰せば、色とりどりのあんがあっという間に作れます。また、電子レンジを利用すれば、手軽におはぎのもち米が蒸し上がります。手間は省いても、ご先祖様への感謝の気持ちを込めて手作りしてみましょう。

寒い季節もぽっかぽか。食物繊維もしっかりとれます!
簡単芋煮

簡単芋煮

東北地方の秋の行事と言えば、河川敷などにみんなで集まって楽しむ『芋煮会』です。風の冷たさを感じるこの季節、里芋を中心に大根、ごぼう、にんじんなどの根菜類やきのこ、牛肉や豆腐などを入れた具だくさんの鍋を囲み、実りの秋に感謝しながら味わいます。下ごしらえに手間がかかる根菜類も市販の煮物パックを利用すると簡単。食物繊維がしっかりとれる鍋で体が芯から温まれば、免疫力もアップ。寒い季節も元気に過ごせます。

ビタミン豊富!七五三には縁起物の昆布を。
柿の昆布おろし和え

柿の昆布おろし和え

子供の成長に感謝し、将来の幸せを祈る七五三。千年の歳を重ねて長生きするようにと『千歳飴』が縁起物として知られていますが、もう一つ縁起物として欠かせないのが「海の野菜」と呼ばれ、ミネラルやビタミンが豊富な昆布。そんため、11月15日は、『昆布の日』でもあります。カロテンやビタミンCが豊富な旬の果物の柿と一緒に季節感あふれる小鉢に仕立てました。

Vol.1

冬のおすすめレシピ

秋のおすすめレシピ

夏のおすすめレシピ

春のおすすめレシピ

洋風や中華も取り入れながら、
時代の変化に合ったバランスの良い献立で毎日を健康に…

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