和食文化国民会議presents

ふじっ子ちゃんの「全国和食探訪記」

東京都 清々しい香りが際立つ「久能葉しょうが」 取材地:東京都八丈島

羽田から約50分で到着する東京から一番近い南国、伊豆諸島に属する八丈島。ここは東京都が生産高1位を誇り、健康食材として注目を集める明日葉の原産地と言われています。

生命力溢れる野菜明日葉

食材として以外にもサプリメントとしても有名な明日葉について、八丈島で明日葉の加工品を生産されているあしたば加工工場の山田幸也社長にお聞きしました。
伊豆諸島で昔から自生していた明日葉は、江戸時代には毎日のように食され、薬としても使われていたそうです。今日摘んでも明日芽が出ることから明日葉と言われ、その生命力の豊かさと同様に栄養価の高い野菜で、特に食物繊維とカリウムが多く、便秘や高血圧に良いと昔から言われているそうです。また切口から「カルコン」と言われる成分の黄色い汁が出るのですが、その医学的効果について、様々な医学論文で報告されています。

▲明日葉畑

▲明日葉の新芽

▲山田社長から畑のすぐ横で自生している明日葉を教えてもらいました。

▲切口から出る黄色い液がカルコンです。

▲カルコンを指に取ると少し粘りがありました。

▲山田社長、明日葉について色々教えていただきありがとうございました。

新食感!「明日葉ふわふわ削り節」

取材協力をいただいたあしたば加工工場では、明日葉の新食感を楽しめるオリジナル商品で東京都地域特産品認証食品を受けた「明日葉ふわふわ削り節」を生産されています。鰹節のような感覚で、冷奴やお好み焼き、たこ焼きなどに振りかけて食べると美味しいそうです。伊豆諸島では、いくつもの事業所で明日葉の加工品が生産されており、粉末加工やサプリメントに加え、麺類やお菓子など様々な加工品が作られ、伊豆諸島のお土産品として人気を誇っています。

▲畑の次に工場にお邪魔すると加工前の明日葉がズラリ。

▲今から明日葉ふわふわ削り節の生産工程を見学です。

▲まずは洗浄した明日葉を裁断機に入れ、細かくしていきます。

▲特別に袋を外して裁断されて出てくる明日葉を見せていただきました。

▲次に裁断された明日葉を蒸しながらさらに細かく削っていきます。

▲出来上がったものを持ち運べるよう袋へ。

▲出来たてを試食させていただきました。

▲その名の通りふわふわの明日葉ふわふわ削り節。

▲あしたば加工工場では工場見学も行っており、明日葉の説明をしてくれます。

アンテナショップ「東京愛ランド」

これらの商品を東京都内で購入出来るのが、東京の島々を船でつなぐ竹芝客船ターミナルにある伊豆諸島・小笠原諸島のアンテナショップ「東京愛らんど」です。ここは、伊豆・小笠原諸島の特産品の購入や、島の食材を使った料理を楽しむ事が出来るスポットです。
今回、東京都の名産品・明日葉と島しょ地域の特産品について、東京愛らんどの佐々木文子さんにお話をお聞きました。 伊豆・小笠原諸島を身近に感じるデザインの店内には、明日葉の加工品と共に明日葉そのものも販売され、その他、唐辛子や塩、くさや、パッションフルーツなど、豊かな自然の恩恵を受けた商品、東京都地域特産品認証食品も多数並べられ、2代目ふじっ子ちゃんも楽しそうに店内を見て回っていました。

▲初レポートの2代目ふじっ子ちゃん。頑張ってね。

▲店内を楽しそうに見て回る2代目ふじっ子ちゃん。

▲今日は東京愛らんどの佐々木さんにお話をお聞きしました。

▲落ち着いた雰囲気のカフェスペースには伊豆・小笠原諸島の大きな地図が。

▲2代目ふじっ子ちゃんが八丈島を見つけました。

▲展示された写真コンテストの入賞作品の中からお気に入りを探しています。

地元の方がよく食される「明日葉」料理


笑顔で完食!初レポート

最後は東京愛らんどさんにご協力いただき、普段のメニューに無い、地元の方がよく食されている「明日葉のおひたし」「明日葉の天ぷら」と、「明日葉ふわふわ削り節のおにぎり」をご用意頂きました。
明日葉は少し苦味があり、子どもは苦手かもと聞いていましたが、2代目ふじっ子ちゃんは美味しいと笑顔で完食していました。

▲明日葉のおひたし

▲明日葉の天ぷら

▲明日葉ふわふわ削り節のおにぎり

▲2代目ふじっ子ちゃんが食レポに初チャレンジです。

▲撮影後に美味しそうに料理を完食。愛らしい笑顔がとても印象的でした。

▲東京愛らんどの佐々木さん、ありがとうございました。

東京都のイチオシ食材

日本の首都であり、大都会のイメージが強い東京都ですが、都内各地域では特色ある農業が営まれています。
特に自然豊かな伊豆・小笠原の島しょ地域では自然の恩恵を受けた名産品が多数あります。
今回の取材にあたり、東京都産業労働局農林水産部の方にご協力をいただき、東京都が誇る自然豊かな東京島しょ地域の特産品をご紹介いただきました。

▲唐辛子(島とう)
伊豆・小笠原諸島で作られる唐辛子は「島とう」と呼ばれ、ピリッと爽やかな辛みが特徴で、その風味と辛さが、お刺身、そば・うどんにとても合います。
島とう醤油、粉末、佃煮など色々な加工品として販売されています。

▲塩
塩づくりに適した伊豆大島を流れる海水だけを原料として日本の伝統的製法で作り上げられた海のエキスの結晶。
たくさんの無機塩類がバランス良く含まれた旨味溢れる塩です。
大島の他、八丈島や青ヶ島、小笠原でも製造しています。

▲くさや
江戸の粋人たちから何百年と愛され、珍重されてきた酒肴の逸品。
焼く時の臭いは強烈ですが味は絶品の干物で、東京島しよ地域の自然の恵みから生まれた味を是非お楽しみ下さい。
八丈島、新島、三宅島などで製造されています。

東京都の特産品については、下記のサイトをご覧ください。

東京都地域特産品認証食品

取材協力:
あしたば加工工場 山田幸也様
東京愛らんど 佐々木文子様
株式会社ビー・エムー・シー 鈴木真理様 正木冴佳様
東京都産業労働局農林水産部農業振興課
企画・制作:フジッコ株式会社

これまでの全国和食探訪記

和食文化国民会議 楽しい・おいしい食卓を提案する健康情報誌BeansLife

「ふじっ子ちゃんの和食探訪記」は一般社団法人和食文化国民会議(通称:和食会議)の賛同企画『和食会議PRESENTS』として公開しております。
また、ビーンズライフに誌面提供しております。