和食文化国民会議presents

ふじっ子ちゃんの「全国和食探訪記」

群馬県高原の澄んだ空気の中で育まれる「嬬恋高原キャベツ」 取材地:群馬県嬬恋村

関東地方の北西部に位置し、標高2,000m級の山々から流れ出る清らかな利根川水系によって育まれた肥沃な平野が広がる群馬県。
標高10mから1,400mまで広がる耕地と、豊富な水源、全国トップクラスの日照時間によって、年間を通して様々な農畜産物が生産されています。
県民からの推薦によって選ばれた群馬県を代表する食材を「ぐんま食材セレクション100」として認定し、全国的に高いシェアを誇るものから群馬県ならではの個性的なものまで、多様な群馬県産食材を全国に向けてアピールしています。

冷涼な気候を生かして生産される「嬬恋高原キャベツ」!

今回、2代目ふじっ子ちゃんが訪れたのは、夏秋キャベツの出荷量日本一を誇る嬬恋村です。県北西部に位置する嬬恋村は標高700~1,400mの開かれた高原地帯で、村の外周には浅間山、四阿山、白根山などの2,000m級の山々が連なり、日本海側と太平洋側の大分水嶺をなしています。「黒ボク土」と呼ばれる火山灰土の腐食土壌に加え、6~9月の平均気温が15~20℃と涼しく、夏でも涼しく避暑地としても人気で、温泉やダイナミックな景観を誇る観光スポットに加え、春から秋に変えては様々な高原植物を楽しめる場所です。
今日は冷涼な気候を生かして生産される「嬬恋高原キャベツ」について、JA嬬恋村組合員で滝沢農園の滝沢厚男さんにお話をお聞きしました。

栽培に適した土壌でやわらかく甘みのあるキャベツに!

嬬恋村では、キャベツの耕作面積が約3,050haで約10種類のキャベツが土地と時期によって作付けされており、6月~9月の平均気温がキャベツの生育適温と同じ15~20℃で、昼夜の温度差と高原特有の朝露、また栽培に適した土壌によって、やわらかく甘みのある美味しいキャベツが出来るそうです。
滝沢さんのところでは、育苗ハウスで播種、育苗管理を行い畑に一苗ずつ定植を行います。その後、病気や虫害を防ぐ為に、防除作業を行い、約100日で収穫となります。収穫は午前2時から気温が上がる午前中まで、専用の包丁で一玉ずつ手作業で丁寧に収穫され、規格別に箱詰めされて、トラクターに積んで集荷所まで運ばれます。
滝沢さんの農園では約10ha作付けされており、約7万ケースを6月~10月にかけて出荷されているそうです。嬬恋村では、約400名の生産者が嬬恋高原キャベツを生産されており、年間1億5千万個と日本の人口以上の数を出荷されているそうです。

▲2代目ふじっ子ちゃんがやってきたのはキャベツの名産地として有名な群馬県の嬬恋村です。

▲嬬恋村の名所。観光スポットとして名高い愛妻の丘

▲訪れた日はあいにくの天気でしたが晴れると愛妻の丘から嬬恋村が一望出来るそうです。

▲愛妻の丘レターボックスに興味津々の2代目ふじっ子ちゃん

▲圃場に着くと、滝沢さんが作業をされていました。

▲一玉づつ丁寧に収穫されています。

▲収穫しながら前へと進んだ後ろには綺麗な嬬恋高原キャベツが並んでいます。

▲収穫したての嬬恋高原キャベツ。

▲嬬恋高原キャベツが箱詰めされたケースが並んでいます。

▲トラクターから空のケースをおろして、収穫されたキャベツの近くに並べていきます。

▲キャベツを箱詰めしたケースをトラクターに積み込んでいきます。

▲午前2時から始まる収穫作業。暗いうちからライトを付けて収穫作業を行うそうです。

▲滝沢農園の滝沢厚男さんにお話をお聞きしました。

瑞々しくて甘くて美味しいキャベツ

キャベツは、葉が外側から内側の順に出てきて、中心に近いほど強く巻いて丸くなります。中心の葉が次々と大きくなって、風船のように膨らんで球の形になることから、嬬恋村内では玉菜(たまな)とも呼ばれ、定植は「玉菜植え」、収穫は「玉菜切り」と呼ばれたりするそうです。
滝沢さんから収穫の方法を見せていただいた2代目ふじっ子ちゃん、その場でキャベツを食べさせていただきました。収穫したての嬬恋高原キャベツは瑞々しくて甘くて美味しいと大喜び。一箱に8個入った約10kgの重さのケースも持ち上げるなど、今にも雨が降り出しそうな怪しい天気の中、前日の大雨でぬかるんだ畑で一生懸命「嬬恋高原キャベツ」について勉強をした2代目ふじっ子ちゃんでした。

▲収穫前の嬬恋高原キャベツ

▲収穫の仕方を見せていただきました。

▲2代目ふじっ子ちゃんの顔よりも大きい立派な嬬恋高原キャベツ

▲収穫したての嬬恋高原キャベツを食べやすいサイズに切っていただきました。

▲嬬恋高原キャベツを美味しそうに頬張る2代目ふじっ子ちゃん。

▲瑞々しくて甘い嬬恋高原キャベツの美味しさに大満足の2代目ふじっ子ちゃん

▲収穫用の包丁を見せてもらいました。刃が丸くなっていることでとても使いやすいそうです。

▲箱詰めを手伝うふじっ子ちゃん。予想以上に大変でした。

▲嬬恋高原キャベツが入った重さ10kgになるケース。さすがに持ち上げるだけ精一杯です。

▲トラクターに綺麗に積み上げられたケース。8段まで積み上げるそうです。

▲箱詰めされたケースは集荷場に運ばれ、トラックに積み込まれます。

▲苗を生育するビニールハウス。

▲ビニールハウスで約30日かけて苗を育てるそうです。

▲皆さん、ありがとうございました。とても大変な作業のおかげで美味しいキャベツを食べられることを知りました。

甘味の強い「嬬恋高原キャベツ」


いろんな食材でさまざまなレシピ!

その後、滝沢さんの奥様、満里さんが所属するJA嬬恋村女性部の方々に嬬恋高原キャベツとふじっ子の塩昆布を使ったオリジナル料理を作っていただきました。
JA嬬恋村女性部は、月1回の料理教室開催の他、親子料理教室の開催、農業祭りや野菜フェアなどのイベント出展や、レシピ開発など様々な活動を行われており、今回の取材のためにオリジナル料理を開発いただきました。
キャベツと塩昆布、ごま油で炒めたしらすのバランスが絶妙な「ふじっ子と嬬恋高原キャベツの焼きそば」、外はカリカリ、中はふわふわの食感が美味しいチキンとチーズが入った「ふじっ子と嬬恋高原キャベツの春巻き」、キャベツと塩昆布の相性の良さが際立った「ふじっ子と嬬恋高原キャベツのアヒージョ」と、甘味の強い「嬬恋高原キャベツ」にふじっ子を使ったオリジナル料理に大満足の2代目ふじっ子ちゃんでした。

▲JA嬬恋村女性部を代表して滝沢様の奥様満里さんに料理の説明をお聞きしました。

▲JA嬬恋村女性部の皆様にふじっ子の塩昆布を使ったオリジナル料理を作っていただきました。

▲ごま油で炒めたしらすのバランスが絶妙な「ふじっ子と嬬恋高原キャベツの焼きそば」

▲チキンとチーズが入った「ふじっ子と嬬恋高原キャベツの春巻き」

▲キャベツと塩昆布の相性の良さが際立った「ふじっ子と嬬恋高原キャベツのアヒージョ」

▲どれも美味しくて一番を決められないと、美味しくていっぱいいただきました。

▲JA嬬恋村女性部の皆様、美味しい料理を作っていただき、ありがとうございました。

取材協力:
滝沢農園 滝沢厚男様 満里様
JA嬬恋村農産部 篠原一紀様 干川純子様
JA嬬恋村女性部 石野定子様
JA全農ぐんま園芸部 堀越政行様 中島みゆき様
群馬県産業経済部 大阪事務所 藤田一幸様

これまでの全国和食探訪記

和食文化国民会議 楽しい・おいしい食卓を提案する健康情報誌BeansLife

「ふじっ子ちゃんの和食探訪記」は一般社団法人和食文化国民会議(通称:和食会議)の賛同企画『和食会議PRESENTS』として公開しております。
また、ビーンズライフに誌面提供しております。