和食文化国民会議presents

ふじっ子ちゃんの「全国和食探訪記」

千葉県 根も葉も美味しい柏の小かぶ 取材地:千葉県柏市

今回、2代目ふじっ子ちゃんが訪れたのは千葉県柏市。
ここは千葉県が生産量一位を誇る小かぶの生産地です。
かぶは春の七草の1つ、すずなとして昔から日本になじみのある野菜ですが、柏市の⼩かぶの歴史は⼤正時代にさかのぼり、東京下町の漬け物需要を満たすために、開墾地であった柏市に定着したと伝えられています。

栄養豊富!寒い冬を耐えて甘みの増す「小かぶ」

小かぶは一般に根の部分を食用にするので根菜類に分類されますが、葉はほうれん草と同じ葉菜類に入ります。ビタミンAやミネラルが豊富で、カルシウムはほうれん草よりも豊富に含まれており、大根の葉よりも柔らかいので様々な料理で美味しくいただくことができます。
今日は根も葉も美味しくいただける小かぶについて、JAちば東葛柏小かぶ共撰部会の染谷透さんにお話をお聞きしました。
小かぶは暑さに弱く冷涼な気候を好むため、主に春4月~6月、秋10月~12月を中心に生産されていましたが、長年の栽培技術の研究や品種の改良によって、今では8月を除くほぼ1年中で生産、集荷が出来るようになりました。
現在、JAちば東葛柏小かぶ共撰部会では36名の生産者の方が所属されており、年間460万束を生産されているそうです。
染谷さんのところでは、夏の間は一部をとうもろこしの栽培に切り替えているとのことですが、路地とハウスの組み合わせで季節に応じて年間で3~4種類の小かぶを栽培され、1日あたり800束の小かぶを出荷されているそうです。取材に訪れた冬から春にかけて出荷される厳しい冬の寒さに耐えた小かぶはグッと甘みが増してとても美味しいとのこと。

3代で手塩にかけて丁寧に栽培!

まずはじめに2代目ふじっ子ちゃんが案内いただいのは小かぶが栽培されているハウスです。とても綺麗に管理された圃場を進み中に入ると、もうすでに3分の1ほど収穫された先に、美味しそうな小かぶが綺麗に整列し、収穫を待っていました。
小かぶは成長するに従い、丸い根の部分が顔を出してきます。なので葉の根元を持って引っ張るとすぐに収穫することが出来、ふじっ子ちゃんも簡単に引き抜くことが出来ました。
続いて見せていただいたのは、種を植えて芽が出始めたところです。トンネルの中を覗くと、寒さや霜で芽が駄目にならないようにシートを被せてありました。染谷さんの圃場を見て感じたことは、とても綺麗で大事に育てられているということです。染谷さんご夫妻とご両親、そして息子さんの3代で丁寧に小かぶを作られているのが圃場からも伺えます。

▲柏の小かぶについてJAちば東葛柏小かぶ共撰部会の染谷透さんにお話をお聞きしました。

▲1/3ほど収穫された圃場。とても綺麗です。

▲収穫を待つ小かぶ。白くツヤツヤしています。

▲2代目ふじっ子ちゃん、小かぶの初収穫です。

▲簡単に引き抜くことが出来た小かぶ。白くてとても美味しいそうです。

▲収穫した小かぶはカゴ台車へ。

▲小かぶの種子を初めて見る2代目ふじっ子ちゃん。

▲小かぶの種子。

▲芽が出たばかりの小かぶを見せていただきました。

▲シートに覆われた下に可愛い芽が出ています。

次に案内いただいたのは出荷作業場です。ここでは収穫してきた小かぶの洗浄と選別したサイズごとに束にしていきます。
まずは、シャワーで洗浄してある程度の土を落とした後、黄色い葉など取り除き綺麗にした小かぶを専用のスケールの穴にとおしてサイズを選別。そして5本1束で束ねてから洗浄機にて洗浄を行います。選別と束ねる作業を体験させて貰った2代目ふじっ子ちゃん。恐る恐るでしたが、綺麗に束ねることが出来ました。

▲収穫した小かぶを出荷作業場へ運ぶ染谷さん。

▲途中で2代目ふじっ子ちゃんも運ばせて貰いましたが、重くて運べませんでした。

▲出荷作業場に集められた小かぶ。染谷さんのところでは1日800束を出荷されます。

▲洗う前の小かぶですが、とても綺麗です。

▲黄色い葉などを取り除いて綺麗にします。

▲シャワーで土を落とす奥様の里子さん。

▲専用のスケールでサイズを選別。長年の経験で染谷さんはひと目見ただけでサイズがわかるみたいです。

▲2代目ふじっ子ちゃんも選別にチャレンジ。Lサイズでした。

▲サイズをまとめたら5本で1束にしていきます。

▲染谷さんに手ほどきをうけて2代目ふじっ子ちゃんも束ねさせていただきました。

▲一人でチャレンジ。手を挟まないように注意して恐る恐るガチャン。

▲束ねた小かぶは機械で洗浄後、並べて水切りします。

バラエティに富んだ美味しい料理


葉の部分までしっかり味わえる!

小かぶについて色々教えていただいた後は、奥様の里子さんに小かぶの料理をご馳走になりました。
小かぶのポトフや、フジッコの塩昆布を使った小かぶのお漬物やふりかけ、チャーハンなど美味しい料理に大満足の2代目ふじっ子ちゃんでした。

▲里子さんに小かぶの料理を作っていただきました。

▲小かぶのポトフ

▲小かぶとフジッコ塩昆布のお漬物

▲小かぶの葉とフジッコ塩昆布のふりかけ

▲小かぶの葉とフジッコ塩昆布のチャーハン

▲里子さんに料理の説明を受けながらチャーハンをいただく2代目ふじっ子ちゃん。

▲フジッコの塩昆布を使ったお漬物もとっても美味しかったです。

▲染谷さん、今日はお世話になり、ありがとうございました。

▲お土産に小かぶのスィーツをいただきました。

▲愛らしいキャラクター「こかぶちゃん」

▲収穫まであと2ヶ月ほどの圃場

▲圃場前でのツーショット

取材協力:
JAちば東葛柏小かぶ共撰部会 染谷透様 染谷里子様
JAちば東葛柏地区経済センター 日暮勝夫様
千葉県農林水産部 流通販売課

これまでの全国和食探訪記

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「ふじっ子ちゃんの和食探訪記」は一般社団法人和食文化国民会議(通称:和食会議)の賛同企画『和食会議PRESENTS』として公開しております。
また、ビーンズライフに誌面提供しております。