2018 FUJICCO REPORT 事業・社会・環境・ガバナンス統合報告[2018年3月期]
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体制づくりに着手しました。2018年度に向けては、「消費者志向」を製造や開発スタッフのみならずバックオフィス部門を含めすべての従業者一人ひとりの行動が変わることを目指し、「消費者志向自主宣言」の具現化に取り組んでいきます。●販売部門 所属別(人時)粗利●生産部門 工程別(人時)出来高●ロジスティクス部門 1c/s当たりの配送コスト●開発部門(研究開発)1人当たり年間論文数     (商品開発)新商品革新比率取り組まなければなりません。ワークライフバランスの改善そのものが目的化してしまい「労働力の制約」とならないためには、生産性を向上させて付加価値を高めることが不可欠です。2018年度からは生産性の主要業績管理指標(KPI)として「1人当たり(人時)生産性」を経営管理に取り入れ、全社的に取り組みを進めていきます。2018年度は中期3か年計画の最終年度でありますが、次年度よりスタートする新・中期3か年計画(2019年度〜2021年度)に向け、2017年度で9期連続となった増収増益※を絶やさずバトンタッチができるよう全社一丸となり取り組んでいきます。にんじ※営業利益ベース売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益(前期比 4.4%増)(前期比 7.1%増)(前期比 6.1%増)(前期比 4.4%増)4働き方改革への取り組み全ての従業者がいきいきと「元気に」働ける企業風土、環境づくりの取り組みも進行中です。2017年度は、ダイバーシティ推進室を新設し、フジッコ流の働き方改革の取り組み「すこやかフジッコ大作戦」の展開を開始しました。この作戦では、長時間労働を前提としない働き方を追求し、毎週金曜日の定時退社を推奨する「はよかえるDAY」、18時以降の社内電話禁止、有給休暇取得促進等に取り組みました。しかしながら、一方では労働力不足という社会的課題にも主要業績管理指標(KPI)1人当たり(人にんじ時)生産性部門別指標設定1人当たり(人・月)残業時間全所属別残業時間低減目標設定(前期比)2018年度計画(連結)57億80百万円60億80百万円657億円42億円

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