2018 FUJICCO REPORT 事業・社会・環境・ガバナンス統合報告[2018年3月期]
16/32

残業の時間的規制で終わることがないよう、長時間労働を生み出す職場の根本原因に切り込み、「現場を変革する打ち手」を開発し、実証実験をしながら、それらの有効性を確認・検討・浸透させていきます。意識調査を通じて、施策の浸透状況を確認し、調査結果に対するフィードバックや問題点への対処を迅速に実施していくことにより、従業者と組織間のエンゲージメント醸成に努めます。フジッコグループでは、2017年度から働き方改革の取り組み「すこやかフジッコ大作戦」を展開しています。ダイバーシティ推進室は女性従業者4名で活動しています。いずれも2017年に中途・新卒で入社した、その名のとおり「ダイバーシティ(多様性)」な組織で、しがらみや慣習にとらわれずフレッシュな視点で働き方改革や女性活躍推進をはじめとする風土改革に取り組んでいます。これまでフジッコは、期待される成果をあげるために従業者一人ひとりが必死に努力してきました。しかし、今後更なる飛躍を遂げるには、個人に頼らず会社を挙げて「しくみ」を変えていく必要があります。この「しくみ」を生み出していくことが私たちダイバーシティ推進室のミッションであり、存在意義だと考えています。始動して1年ではありますが、従業者から「フジッコは変わった」という声をよく聞きます。創業時のDNAを継承しつつ、新しい時代の「新生フジッコ」を目指して2018年度も全速力で駆け抜けます!社長から従業者に対し、メッセージを配信経営層による働き方改革宣言!組織風土や従業者の意識を調査働き方に関するヒント従業者の情報取り組み等を配信社内電話を禁止し残業の発生を防止残業は原則20時まで(上限規制)ストレッチ教室体力測定等残業0にチャレンジ!15VOICESTEP1意 識をカエル社長メッセージの配信なるなる宣言社内意識調査働き方アシスト社内活性化イベントの開催「すこやかフジッコ大作戦」展開中!「すこやかフジッコ大作戦」の目的は、従業者一人ひとりが自らの働き方を振り返り、ワークライフバランスを見つめ直すきっかけをつくることです。「すこやかフジッコ大作戦」をきっかけとして、従業者自らが、仕事の生産性、合理性を意識し、「長時間働く」ことを前提としない、新しい働き方を創造することができるよう、様々な仕掛けを展開しています。これまでの取り組みと内容は次のとおりです。<2018年度の課題>12STEP2しくみをカエルSTOP1818時以降のプラス2休暇有給休暇の取得を推進はよかえるDay毎週金曜日はノー残業デーかえーる20STEP3行 動をカエルステル・ノコスカンガエルプロジェクト(管理本部)勤務環境を改善生産性をUP『0』Challenge!(管理本部)働き方改革人 財

元のページ  ../index.html#16

このブックを見る