2018 FUJICCO REPORT 事業・社会・環境・ガバナンス統合報告[2018年3月期]
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+α2017年4月に発足した製品事故防止委員会では、製品事故防止運動を統括する最高意思決定機関として「活動の4本柱」を掲げ、品質保証の新しいマネジメント体制の再構築に取り組んでおります。2017年度は、全工場で休機日の設定を完了、社外研修を含む原理原則教育の実施、食品安全(フードセーフティ)設備の順次導入等を行いました。2018年度においては、製品事故防止活動の4本柱を継承・深耕するとともに、食品安全(フードセーフティ)及び食品防御(フードディフェンス)の取り組みも進めていきます。執行役員 生産本部品質保証部長※1 食品安全(フードセーフティ)…自然に起こり得る、あるいは意図せず  起こる食品汚染からの保護。※2 食品防御(フードディフェンス)…意図的な食品汚染からの防御。竹村 晋七郎(写真:後列右より3番目)13VOICEお客様の立場に立った「安心・安全な製品を提供する」ため、品質保証体制を強化しております。そのためには「仕組みづくり」と「人財育成」の両輪を動かす必要があります。2017年度は、品質管理担当者に“お客様に一番近い存在”であり、如何なる時も“お客様の利益を第一に考える”ことを貫く、その覚悟と責任感で業務に望むよう言い続けました。本年は、製造現場にも「お客様のために生産する」という原点に戻り、土台である「5S」「一般的衛生管理」活動に立ち返ることを求めてまいります。① 食品安全(フードセーフティ)※1② 食品防御(フードディフェンス)※2製品事故防止委員会の取り組み(1)未然防止活動(2)作業マニュアルの整備と監査(3)施設・設備のメンテナンス体制の充実(4)現場力を高める人財育成製品事故防止委員会活動の4本柱安心・安全のために

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