フジッコの取り組み

品種「丹波黒」とは

丹波黒の歴史

江戸時代以前 川北地方(現在の篠山市川北)にて丹波黒が誕生(?)
寛政11年(1797) 「丹波国大絵図」に黒大豆が丹波国名産品として登場
江戸時代 「川北黒大豆」の名で江戸幕府へ献上され、江戸中に広まる
江戸~明治 日置村(現在の篠山市日置)の豪農波部六兵衛らが優良な黒大豆を選抜 「波部黒」として栽培を奨励
明治時代 波部黒が宮内省へ納入、より名声が高まる
明治34年 多紀郡(現在の篠山市)農会が創立
昭和9年 多紀郡農会が「丹波黒大豆生産出荷組合」を組織し、
「川北黒大豆」と「波部黒大豆」を「丹波黒大豆」と統一
昭和16年 兵庫県農事試験場が在来種(波部黒)を取り寄せて品種特性試験を実施し、
「丹波黒」と命名して奨励品種に指定
昭和56年 京都府農業総合研究所にて京都府産の丹波黒から優良種子を選抜し、「新丹波黒」と命名
平成元年 兵庫県北部農業技術センターが波部黒から優良種子を選抜し、「兵系黒3号」と命名

昭和9年からの名残で流通上は「丹波黒大豆」だが、品種名としては昭和16年に命名された「丹波黒」である。
丹波黒には昔から各地で栽培されてきた在来種系統「新丹波黒」「兵系黒3号」などの系統が存在する。

出典
曳野亥三夫、わが国における食用マメ類の研究 第8章 流通加工 7.ダイズ丹波黒の産地形成、総合農業研究叢書、44、521-525 (2003).
福西務、産地の研究室から/地域ブランドを育てる (3)大豆(丹波黒)、植物防疫、49、523-524 (1995).兵庫県、丹波黒、1-7 (1998).