2026 FUJICCO REPORT 統合報告書[2026年3月期]
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小大大小小小中大小大大小小中中大小大中大FUJICCO REPORT 2026炭素価格の上昇◉炭素価格の上昇に伴い、操業コストや 原材料コストが増加◉脱炭素化コストの負担増◉環境配慮対応の設備投資脱炭素社会への移行新たな設備投資◉脱炭素化に向けた大型投資GHG排出規制への対応遅れ◉対応遅れによる企業価値の低下情報開示義務の拡大◉情報開示不足による外部評価の低下消費者意識の変化◉環境配慮商品の需要増加◉環境配慮資源の調達コスト増加プラスチック使用◉石油由来原料への規制◉バイオマス素材の採用拡大◉包装資材変更への対応コストの増加原材料の高騰◉気温上昇などによる原料調達困難気温上昇・海水温上昇◉原藻:海水温上昇による昆布生育不良・    収穫量減少◉原穀:平均気温上昇による生育期間短縮・    病害虫増加・品位低下◉野菜:平均気温上昇、品質低下◉生乳:暑熱ストレスによる乳量減少降水・気候パターンの変化◉台風や豪雨の頻発による損失や 対応コストの増加◉サプライチェーンへの影響による損失◉工場機能の不全・停止異常気象※1 短期:0〜3年 中期:3〜5年(2030年頃) 長期:5〜20年(2050年頃)25気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言に基づく情報開示ガバナンス戦 略リスク管理影響度(1.5℃)影響度(4℃)時期※1中期中期中期中期長期中期中期短期中期中期●新しい投資機会の見極め●企業価値の向上 ・企業イメージの向上 ・ESG評価の向上●エシカル需要の獲得 ・環境配慮商品の開発●知的財産化(開発力・開発ノウハウ) ・耐暑性品種改良技術の確立 ・昆布の養殖技術の確立 ・長期保存の製法技術の確立●円滑なサプライチェーンマネジメント ・海外原料を使用した  新たな需要の創出 ・学術機関、生産者と連携した  知見や技術の取得分類リスク項目移行リスク物理リスク事業への影響リスク対応機会◉脱炭素投資の意思決定を支援する インターナルカーボンプライシングの導入を検討◉省エネ・再エネ設備への切り替え(投資)◉エネルギー源の見直し(PPAや証書を活用した 再エネ電力の調達/蓄電池/次世代燃料の導入)◉キャッシュの創出 ◉成長戦略の実行◉脱炭素計画の策定と遂行◉情報開示の充実◉包装設計の見直し(軽量化、過剰包装削減)◉代替原料の研究開発◉育種への取り組み(高水温耐性株)◉調達地域の多様化◉産地協業(新品種切替支援)◉サプライチェーンのBCPを強化◉異常気象に対するリスク評価フジッコグループは、農産物や水産物をはじめとする自然の恵みに支えられて事業を展開しており、主力原料である昆布は、海洋においてCO2を吸収・固定する機能を持つ環境価値の高い天然資源です。この主原料に「加熱をしながら調理、殺菌」といったエネルギー負荷をかけた製造工程の製品が当社の主力製品となっております。こうした自然資本を主たる原料として加工する事業活動を通じて自然環境に影響を与えていることを認識し、昆布や豆を将来にわたり持続的に大切に利用していく責任を果たしながら、生産工場でのエネルギー負荷の低減という気候変動への対応も重要な経営課題として取り組んでおります。フジッコグループは気候変動に関する課題を重要な経営課題と認識しており、2022年4月、リスクマネジメント委員会の専門チームとして「TCFD検討チーム」を設置いたしました。気候変動シナリオの検討と、リスクの特定及び対応方針を明確にし、関連部門と協議のうえ、毎年見直しを実施してまいりました。現在は、これらの活動をリスクマネジメント委員会が担い、経営執行会議への報告・審議を経て、年2回、取締役会へ報告することを基本としております。また、CO2排出量の大きい生産工場においては、排出量の見える化を進めるとともに、環境負荷の低いエネルギーへの転換や無駄のないエネルギー使用に向けた取り組みを計画的に推進しております。これら気候変動への取り組み全体については、取締役会が監督する体制で管理運営を進めております。TCFDのシナリオ分析をこれまでの「2℃」及び「4℃」シナリオから、「1.5℃」及び「4℃」シナリオに変更し、気候変動が事業に与えるリスクと機会を捉えております。気候変動に関する移行リスク・物理的リスク及び機会は、1.5℃シナリオを想定する場合には、脱炭素社会への移行に伴う設備投資等の財務的な負荷に加え、異常気象の激甚化による原材料の安定確保が事業へ大きなインパクトを与える可能性があると認識しております。さらに、4℃シナリオを想定する場合には、主原料の全面見直しや事業構造の変換などが必要となり、当社の事業運営に甚大な影響を及ぼすと考えております。これらに対して、当グループでは、新たな投資機会の見極めを行うとともに、原料の産地分散や、産学連携による種苗開発及び品種改良、さらには環境負荷の少ない生産技術開発や環境配慮商品の拡充を進めることで、リスク低減と事業機会の創出につなげていきたいと考えております。今後も、リスク及び機会の継続的な見直しと対応策の具体化を進め、経営戦略に反映してまいります。なお、特定したリスクと機会への取り組みについては優先順位を付けておらず、リスクマネジメント委員会において各取り組みの進捗管理を行っております。当グループでは、リスクマネジメント委員会が気候変動リスクを含む全社的なリスクを洗い出し、事業への影響度や発生頻度を踏まえてリスクレベルを評価するとともに、対応方針の検討を行っております。特定された重要リスクについては、所管部門と協議のうえ、毎年、見直しを実施しております。一方、機会の識別・評価・管理については、SDGs推進委員会が主体となって、個別課題への対応及び進捗管理を定期的に検討しております。具体的に、昆布や豆といった主原料に関する課題については、産地の関係団体と連携し、環境変化が作物に及ぼす影響を継続的に把握しながら、対応策の検討を進めております。当グループは、気候変動リスクを重要な事業リスクと位置付け、リスクマネジメント委員会及びSDGs推進委員会を通じて取り組み状況を経営層に共有するとともに、取締役会において対応方針及び進捗状況の監督を行っております。フジッコ流サステナブル経営フジッコのサステナビリティ

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