2025 FUJICCO REPORT 統合報告書[2025年3月期]
13/48

FUJICCO REPORT 2025199520002005201020152020202412成熟期再成長期大豆の応用加工技術大豆の健康成分を、もっといろいろなシーンで手軽においしく召し上がっていただくための加工技術の開発に取り組んでいます。「まるごとSOYカスピ海ヨーグルト」では大豆を微砕化してから発酵させることで、大豆の栄養とヨーグルトの健康機能を一度に摂取していただくことができるようになりました。計量包装技術複数の具材をバランス良く計量して小さな袋に充填し酸素を除きながら包装殺菌するという技術の集大成が 「おばんざい小鉢」です。そのまま手軽に召し上がっていただけるように小型容器に充填し、空気は窒素ガスに置き換えてから低温殺菌することにより、作りたてのおいしさを維持することができています。発酵技術ナタデココは、ココナッツミルクを特殊な酢酸菌で発酵させる時に産生する食物繊維が重なることで独特のコリコリ食感となります。また「カスピ海ヨーグルト」は生乳をクレモリス菌FC株で発酵させる時に産生するねばり成分が乳たんぱく質と繋がってトロリとした食感となります。どちらも最適な菌と最適な発酵環境を整えることにより、安定した品質をお届けすることができています。日本経済新聞(1993年7月28日)ジョージアでの研究2002「カスピ海ヨーグルト」種菌生産開始2008味や見た目は2006食べきりタイプの2005「カスピ海ヨーグルト2003ナタデココ入りの常食そのままの介護食「ソフトデリ」発売煮豆「やわふく」(現・「豆小鉢」)発売プレーン400g」発売チルドゼリー「フルーツセラピー」発売野菜中心の健康おかずとして包装惣菜「おかず畑」をシリーズ化事業開始自社生産を開始1997買い置きできる1996通信販売1993ナタデココの2016「おばんざい小鉢(2P)」2011「朝のたべるスープ」発売発売(現・「まるごとSOYカスピ海ヨーグルト」)発売2020「大豆で作ったヨーグルト」2021「ダイズライス」発売

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る