2024 FUJICCO REPORT 統合報告書[2024年3月期]
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①②③④⑤⑥⑦⑧マテリアリティ(重要課題)食の安心・安全の確保商品・サービスの品質向上健やかな食生活の推進と食文化の継承健康提供健康社会地球健康健康社会地球環境への配慮持続可能な資源の開発と生物多様性の保全従業者の働きがい向上と健康管理健康経営多様な人財の活躍・育成ステークホルダーエンゲージメント(業績向上)健全経営2030年度KGI社会価値経済価値SDGs対応フジッコグループは、企業を取り巻く社会環境の変化や社会的課題を中長期的な視点で捉え、フジッコ独自のサステナブル経営として“5つの健康”を打ち出しております。サステナブル経営の実現のためには、従業者自らが変化し変革を受け入れる姿勢と、共通の価値観である組織風土の変革が必要不可欠と考えております。企業理念のもと、「社会のサステナビリティ」としてESGを自律的に推進し社会価値を創出することと、「企業のサステナビリティ」として資本コストを意識した持続的な稼ぐ力の発揮で経済価値を創出することの両方を同時実現させることを目指してまいります。「健康創造企業」として、フジッコ独自の商品とサービスの提供を通じて切実な社会的課題を解決し、お客様からの信頼を築き上げ、その結果として、不確実な時代に生き残るための強靭な事業ポートフォリオを形成してまいります。●ブランド価値の向上●食育活動の推進●無駄のない原料活用●使用エネルギーの クリーン化と資源保護●産地との協働●ワークライフ バランスの改善●ダイバーシティ& インクルージョンの推進●資本コストを 上回る価値創造◎お客様お申し出件数    … 生産量の1ppm以内… +100億円◎売上高 (2023年度比)◎営業利益率 … 7.5%◎出前授業受講者(対象:小学生) … 5万人/年間◎食品廃棄量 … 20%削減 (2021年度比)◎CO2排出量 … 30%削減 (2020年度比)◎水使用量 … 7%削減 (2021年度比)◎ワンウェイプラスチック使用量… 25%削減 (2019年度比)◎昆布養殖技術の実用化◎1人あたり総労働時間 … 1,940時間/年間◎有給休暇取得率 … 100%◎男性育休取得率(休暇含む) … 100%◎女性管理職比率 … 16%… 25%◎中途採用比率 ◎ROE ◎PBR … 5.0%… 1.0倍2019年4月中期3か年計画策定にともない、2022年4月現・中期3か年計画を策定2022年9月2022年11月機関投資家向け中間決算説明会で当社のサステナビリティ体系を公表食への不安低減お客様満足度向上値ごろ感あるおいしさの提供日本の食文化継承支援原料生産者支援温暖化抑制への貢献地域の環境保護自然環境保護資源保護売上・利益の増加豆・昆布喫食率向上原料の安定確保・歩留まり改善原料枯渇への対応製造原価改善資材の安定確保産地・担い手の維持原料の安定確保健康で豊かな生活への貢献従業者のパフォーマンス向上雇用促進革新性と競争力向上社会的責任を果たすこと(透明性)企業価値向上マテリアリティを6項目特定経営環境の変化を捉え、社内取締役による協議と取締役会での議論を重ねてマテリアリティを8項目に見直し2022年9月制定21サステナビリティ基本方針(トップコミットメント)フジッコ・マテリアリティ(重要課題)フジッコ流・サステナブル経営 ~サステナビリティの取り組み~マテリアリティ特定プロセス当グループは2019年4月に初めてマテリアリティを特定し、経営計画への反映を行いました。しかしながら経営環境は日々変化しており、適宜見直しが必要と考えております。2025年3月期を最終年度とする中期3か年計画では、気候変動への対応、人権尊重の責任、従業員エンゲージメントの向上など当社を取り巻く環境の変化を忠実に捉え、マテリアリティの見直しを行いました。見直しにあたっては、社内取締役による協議と取締役会での議論を重ね、8項目を特定することに至っております。ステークホルダーの皆様にも当社の活動をご理解いただくためにシンプルで分かりやすい表現に努め、また経営上の重点課題との結び付きを明確にすることで、より深い理解浸透を図ってまいります。8つのマテリアリティと主な取り組み課題取り組み課題

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