2023 FUJICCO REPORT 統合報告書[2023年3月期]
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4.能力と貢献度に基づいた報酬の設計と成果に対する公平な評価5.柔軟な働き方を促進し、ワークライフバランスの実現と生産性の向上を両立6.多様な価値観や背景を持つ人財による創造的な取組みやイノベーションの推進以上を実行し、企業価値及び企業競争力の向上に努めていきます。取締役上席執行役員人財コーポレート本部長寺嶋 浩美目標(2024年度)女性管理職比率中途採用比率(内、管理職比率 ※2)男性育児休業取得率(休暇含む)障がい者雇用率総労働時間月間平均残業時間有給休暇取得率(付与日数対比)健康診断受診率現状(2023年3月末時点)▼ 人的資本の指標と目標 ※1※当社は経済産業省及び金融庁をオブザーバーとする「人的資本経営コンソーシアム」に参画しています。参加企業間で「人的資本経営」の実践に関する先進事例の共有や企業間協力、効果的な情報開示の検討を行うことが主な目的です。ダイバーシティ指標健康経営指標※1 フジッコ㈱単体の指標(正社員のみ) ※2 管理職登用者数に占める中途採用者の割合キャリア自律の推進従業者が心身ともに健康で生きがいや幸福を実感できること(Well-being)が、組織の生産性を向上させ、ひいては健康創造企業の実現に向けて重要であると考え、フジッコは積極的に従業者の健康管理に取り組んでおります。創業60周年の2020年を“健康経営元年”として、従業者の健康づくりを経営課題のひとつとして取り組みをスタートし、健康経営銘柄には2022年から2年連続で認定されております。77.8%(16.9%)7.2%100%2.4%1,971時間10.0時間63.7%99.8%12%25%(20%)100%2.5% ※法定雇用率1,925時間5時間80%100%19多様性の尊重・人的資本の考え方(Society)フジッコ流・サステナブル経営 ~サステナビリティの取り組み~人的資本経営の取り組みサステナブル経営を実践して、社会価値と経済価値を同時に創出し、企業の持続的な成長を図るには、従業者のエンゲージメントを高め、従業者全員の多様な能力から生まれる活力を結集することが必要不可欠であると考えております。このための人財戦略として、働き方改革、健康経営(健康増進・リテラシー向上)、経営理念に適う専門性を備えた人財の育成と強化、ダイバーシティ&インクルージョンの推進を掲げ、DX活用による労働生産性の向上、有給休暇取得率や健康診断受診率の向上、自主的なキャリア形成支援、クリエイティブ人財やエキスパート人財の確保、経営理念の浸透と適材適所の人員配置、心理的安全性の担保、女性活躍推進の整備及び全員参加型経営の取り組みを進めております。人的資本についての当社の考え方2023年4月より人財コーポレート本部が発足し、人的資本の価値を高めて経営戦略に生かす役割を担います。6つの機能別組織にHRビジネスパートナーを設置し、人財育成やよりよい人財政策の具現化に取り組んでいます。2023年度の重要テーマは以下の6点です。1.「フジッコの心(企業理念)」を基にしたパーパス・ビジョンの浸透と実行力の向上2.対話によるエンゲージメントの向上と個人やチームの成長促進3.個人が能力を最大限に発揮できるような職場環境の整備と研修制度の充実による「健康経営優良法人2023(大規模法人部門)」認定

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