当グループでは、株主をはじめ、お客様、従業員、地域社会等のステークホルダー(利害関係者)の皆様からの期待と信頼に応えるため、法令を遵守し、倫理観を持って企業の社会的責任を果たすこと、また、迅速で正確な情報把握と意思決定及び適時な情報開示を行い、事業活動を通して適切な利益を確保し、フジッコブランドの強化、資産の有効活用を通して、企業価値を高めていくことを基本方針としております。当グループは、これまで一層の経営の効率性、透明性を高めるため、コーポレート・ガバナンスが十分に機能することを基本的な方針として取り組んでまいりました。経営の意思決定及び監督機能と業務執行の機能の分離を図りました。取締役の職務執行の監査等を担う監査等委員が取締役会の構成員となり、取締役会の監督機能強化と更なる監視体制の強化を通じて、より一層のコーポレート・ガバナンスの充実を図りました。当社の監査等委員である取締役は3名で、その内2名が独立社外取締役であり、独立した立場で監査等委員である取締役としての責務を果たしております。各々の監査等委員である取締役は、会計、監査等の高い専門知識と企業経営の豊富な知見を活かして、取締役会で意見を述べていただいております。また、監査等委員会と代表取締役との定期意見交換会を実施しております。取締役会の任意の諮問機関として、取締役の指名と報酬の透明性及び公平性を高めました。当グループのコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方に基づき、資産の有効活用の視点から子会社の整理を進めてまいりました。2020年度につきましては、連結子会社であった味富士株式会社が2020年9月30日付で解散し、同年12月21日付で清算結了いたしました。また、2021年3月31日付で、当社連結子会社であったフジッコワイナリー株式会社の当社所有株式の全部を売却いたしました。年 度経営と業務執行の分離取締役会の監督機能強化取締役の指名と報酬の透明性向上取締役会の実効性を高める取り組み子会社の吸収合併英文開示体制の整備201516年〜 監査等委員会設置会社への移行16年〜 取締役会の実効性評価を開始11年〜 7社2017201615年〜 執行役員制度の導入6社3社17年〜 英文決算短信18年〜 英文アニュアルレポート201818年〜 人事報酬委員会を設置4社19年〜 英語版ホームページリニューアル202020213社20年〜 招集通知の英訳23コーポレート・ガバナンスの進化2015年以降の主なコーポレート・ガバナンスの取り組み内容は以下のとおりであります。20191.執行役員制度の導入(2015年4月より)2.監査等委員会設置会社へ移行(2016年6月22日開催の第56回定時株主総会決議)3.人事報酬委員会の設置(2018年7月より)4.子会社の吸収合併基本となる考え方ガバナンス
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