2021 FUJICCO REPORT 事業・社会・環境・ガバナンス統合報告[2021年3月期]
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2021年4月、新たに「東京FFセンター」として新オフィスを開設いたしました。新オフィスには、関東一円の営業機能を集約させるとともに神戸本社からマーケティング機能を移行しました。東京拠点ならではの最先端の情報を収集し、お得意先やお取引先とのコミュニケーション力を向上させ、新規チャネルへの販路拡大や将来の収益の柱となる成長の芽づくりを目指します。なお、名称の「FF」とは、「Foods&Foods Future」の略語であり、食と食品の未来をつくるという創業より変わらない当社の精神を表しています。“5つの健康”からは「健康経営」に注目し、コロナ禍にも順応した従業員が気持ちよく働ける環境となるよう整備しました。館内は全館禁煙に、段差のないバリアフリー設計、そして女性も働きやすい清潔でゆとりあるオフィスづくりを推進しています。オフィスフロアは全席フリーアドレスを採用し、働く場所を自由に選べるワークスタイルとしています。デジタルネットワークを駆使したこの新しいオフィスから、働き方改革と生産性向上の同時実現の発信を目指してまいります。お客様とのコミュニケーションゲートとなるエントランス・ギャラリーには、昆布と豆をはじめとする自然素材をモチーフにした展示や食育ゲームなどを設置し、地域交流や食育体験を通じてオープンなコミュニケーションが可能な空間としました。主にお得意先をご案内し、最新のプレゼンテーション環境で効率的で説得力のある商談を行います。東京FFセンターは、環境に配慮した省エネ型の建物として、ZEB Ready(※1)およびBELS認証★★★★★(最高位の5つ星)を取得(※2)しています。●光環境、熱環境の調和を図る、和のすだれをモチーフにした外部ファサード●放射空調を含む高効率空調システム●全館LEDによる照明計画(※1)再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量削減に適合した建築物。(※2)建築物省エネルギー性能表示制度のこと。建築物の省エネルギー性能を第三者評価機関が性能に応じ★の数で評価。キッチンスタジオを完備し、お客様向け料理教室やセミナー・講習会などの各種イベントを実施することで、ソーシャルでの話題拡散の場を提供します。新オフィスでは、仕事の内容や目的に合わせて場所を選択して働くことができるワークスタイル「ABW(Activity Based Working)」を採用し、コロナ禍で変化する働き方にも対応したオフィスづくりとしました。働き方改革と生産性向上の両立に取り組みます。161F3F2F4~8F2021年4月新オフィス「東京FFセンター」開設東京FFセンター開設

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