2021 FUJICCO REPORT 事業・社会・環境・ガバナンス統合報告[2021年3月期]
11/32

(億円)250200150100502016018,92020172018201920,98922,68420,06421,732FUJICCO REPORT 20212020年度はコロナの影響で内食の増加が顕著となり、お弁当需要減なども相まって中食商品であるおかず関係にとっては厳しい一面もありましたが、その中でもお客様に価値を認めていただいている「おかず畑おばんざい小鉢」や「おかず畑袋惣菜」は着実な伸長をしています。今年度はブランド価値の強靭化が事業部にとって最大のテーマになります。最も重視している事は二つあり、一つは今支持いただいている「商品の価値をさらに高めさらに多くのお客様にご利用いただけるようにする事」、もう一つは「新たにオリジナリティのある価値ある商品を創る事」です。この二つを同時に進めなければ事業としての発展は見込めません。そして近い将来(3年後)には、「おかず畑」を売上100億円のメガブランドにする事を目標にしています。これは毎年2ケタ伸長せねば実現できないレベルですが、切磋琢磨と創意工夫により成し遂げる所存です。もちろん売上だけを追うのではなく、「おかず畑」をいかに沢山利用していただけるかを追求した結果でないといけません。【売上高の推移】単位:百万円【製品の状況】惣菜製品では、2019年8月1日より連結子会社となった株式会社フーズパレットの中華惣菜の売上高が加わり、また「おばんざい小鉢」シリーズの伸長が継続しましたが、日配惣菜が前年実績を下回ったことから、惣菜製品の売上高は217億32百万円(前期比4.2%減)となりました。おかずと言えば「フジッコのおかず畑」がまず1番に想起される、“あって良かった”のレベルでなく、“これじゃないといけない”存在になる必要があります。また、何よりも当社従業者の方々が、ご家族や知人に自信を持ってお勧めでき、誇りに思えるようなブランドに育てていきたいと考えています。「おかず畑」は“おいしいをかんたんにずっとずーっと”をモットーに成長を続けてまいります。2020(年度)2020年度 売上高おかず事業部長 徳永 憲彦(前期比 4.2%減)10惣菜製品買い置きできて手軽に使える包装惣菜や、出来立てのフレッシュな日配惣菜、㈱フーズパレットの中華惣菜から構成されています。おかず事業部217億32百万円

元のページ  ../index.html#11

このブックを見る