2020 FUJICCO REPORT 事業・社会・環境・ガバナンス統合報告[2020年3月期]
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境123457環 当グループは、「すこやかフジッコ」を合言葉に日本の伝統食・伝統食材に基づいた、健康という付加価値を持った商品を創り出しております。健康という付加価値をもつには、まず、素材と従業員が健康でなくてはなりません。そのためには、地球環境が健康であることが不可欠であります。近年、私たちの住む地球は、科学技術の発達と生活環境の変化によって汚染が進み、食品の安全性を含め生活環境の破滅を招く事態となっております。ここに、食を通じて社会の役に立ちたいと願うフジッコは各工場において環境に配慮した生産活動を行い、地球環境の改善ならびに地球環境への負荷軽減に資するよう、絶えず努力することを誓います。(プラスチック資源の使用量削減)容器包装を薄くしたり、軽量化・小型化することよりプラスチックの使用量削減を進めます。食品衛生の担保や十分な賞味期限の確保を前提として、容器メーカーや小売業者等との協働により持続可能な素材(紙・再生プラ・生分解プラ等)への代替に取り組みます。事業活動に関わる環境側面を常に配慮し、環境マネジメントシステムを構築することにより、環境保全活動の継続的な向上を図ります。食品工場の宿命として水の使用量が多いこともあり、水質汚濁防止のため工場排水を重点的に管理し、地域社会との共生を図ります。主な消費エネルギーである電力や重油の節減に取り組むとともに廃棄物の低減化、リサイクル、リユースにも努力します。環境基本法を中心とした環境関連の法律・規制・協定を遵守するとともに、国際環境規格を守ります。中期目標と単年度目標を設定し、毎年見直しを行って改善に努めます。(持続可能素材への変更)(プラスチックの再資源化)パッケージデザインや栄養成分表示等を紙ラベルではなく容器自体に直接印字するなど単一素材化することで使用後にリサイクルしやすいデザインに容器包装の変更を進めます。FUJICCO REPORT 2020 ReduceReplaceRecycle環境基本方針プラスチック容器対応の取り組み当グループは、SDGsにかかる優先取り組み課題の一つとして「プラスチック容器対応」を開始しました。プラスチックの過剰使用がもたらす海洋ごみ問題や地球温暖化問題は、昆布や豆などの自然の恵みを資本に事業活動を行う当社と社会全体に共通する重大な懸念事項であることを認識し、以下の取り組みを進めていきます。環境行動指針環 境 Environment

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