2020 FUJICCO REPORT 事業・社会・環境・ガバナンス統合報告[2020年3月期]
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事業の概況惣菜製品昆布製品豆製品ヨーグルト製品デザート製品その他製品売上高は、豆製品、デザート製品が前年実績を下回りましたが、惣菜製品、昆布製品、ヨーグルト製品が前年実績を上回ったことから、661億71百万円(前期比3.2%増)となりました。利益面では、人件費、外注費、荷造運賃及び減価償却費等の増加により売上原価率、販管費率ともに上昇したことから、営業利益は44億89百万円(前期比13.9%減)、経常利益は48億38百万円(前期比12.8%減)となりました。また、特別損失として減損損失7億80百万円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は31億円(前期比26.0%減)となりました。悪かった点■営業利益、経常利益、当期純利益いずれも減益■既存事業の売上成長の鈍化■売上原価率、販管費率ともに前年より悪化■減損損失の計上FUJICCO REPORT 202025ヨーグルト製品10.4%デザート製品4.8%豆製品20.8%昆布製品27.3%その他製品 2.4%惣菜製品34.3%連結売上高661億円当期の経営成績当連結会計年度におけるわが国経済は、米中貿易摩擦など海外経済の影響を受けつつも雇用や所得環境は緩やかな回復基調を続けていましたが、昨年末に発生した新型コロナウイルスの感染拡大により国内外の経済は混乱を極めました。食品業界におきましては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うサプライチェーンの不安定化や消費行動の変化への対応が求められるなど、より一層厳しい経営環境となりました。このような環境の中、当グループにおきましては、健康、美味しさ、安心・安全の企業理念に適う製品の安定供給を行い、食を通じて皆様の健康に貢献し続けることに全グループ一丸となって取り組みました。良かった点■フーズパレット社の子会社化(2019年8月1日~)■「おばんざい小鉢」の成長が継続■新規事業スタート 大豆ヨーグルト製品分類別売上構成比2019年度トピックス事業の概況

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