2020 FUJICCO REPORT 事業・社会・環境・ガバナンス統合報告[2020年3月期]
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2019年度総括60,00050,00040,000年度200820092010201120122013201420152016201720182019営業利益(百万円)8,0006,0004,0002,000投資を行った品群の成長スピードを高め、一刻も早く生産ラインのフル稼働を達成させることが課題です。2020年4月1日より、当グループはマーケティング本部をコア事業本部に改組しました。将来を見据えた緩やかな事業部制の下、各事業の業務執行責任を明確化し、おかず、ヨーグルトの成長事業の拡大加速とともに昆布と豆の収益基盤の再強化にも徹底して取り組みます。フォール―FUJICCO REPORT 2020売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益 (前期比 3.2%増)(前期比 13.9%減)(前期比 12.8%減)(前期比 26.0%減)売上高営業利益23売上高と営業利益の推移売上高(百万円)70,0002019年度業績について2019年は、キーワード「徹底」の下、4月よりスタートした新中期3か年計画の初年度として売上高650億円、営業利益52.5億円、経常利益55.5億円、親会社株主に帰属する当期純利益38億円の達成に向けて取り組みました。その結果、売上高は計画達成、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は計画未達となりました。売上高は、㈱フーズパレットの中華惣菜の売上高が加わった影響が大きく、㈱フーズパレットを除くオーガニックな成長は前期比100.8%の横ばいとなりました。利益面では、人件費、外注費、荷造運賃、減価償却費等が増加し、売上原価率・販管費率ともに計画を上回りました。当グループは近年積極的に設備投資を行っており、2017年和田山工場に新棟が稼働した「塩こんぶ」、2018年に生産能力を約1.5倍まで増強した「カスピ海ヨーグルト」、生産ラインを順次増設している「おばんざい小鉢」など、大型㈱フーズパレットの子会社化陸」、「チャイナ2019年8月1日より、百貨店を主体に「四チューボー」等のブランドで中華惣菜を製造・販売する㈱フーズパレットを子会社化しました。フジッコの和洋を中心とするおかず事業に㈱フーズパレットの中華惣菜のラインアップを加え、量販店チャネルと百貨店チャネルの双方の強みも生かして、製品開発のシナジー効果を狙います。2019年度実績(連結)2019年度総括661億71百万円44億89百万円48億38百万円31億円

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