2020 FUJICCO REPORT 事業・社会・環境・ガバナンス統合報告[2020年3月期]
12/32

+α安心・安全の取り組みお客様に安心・安全な商品を喜んで食べていただけるように、毎年、品質保証体制の強化を図ってきました。この取り組みが少しずつ実を結び、お客様からのお申し出件数も毎年減らすことができ、5年間で約65%削減することができました。今年度は、食品安全マネジメント規格JFS-Bの認証取得を実現し、さらに商品の安全性のレベルアップを図り、お客様の満足度の向上を目指していきます。品質保証部長※1 HACCP…食品の製造工程における衛生管理手法。2020年より義務化。※2 JFS-B…HACCPを包含する日本発の食品安全規格。※3 食品安全(フードセーフティ)…自然に起こり得る、あるいは意図せず                起こる食品汚染からの保護。※4 食品防御(フードディフェンス)…意図的な食品汚染からの防御。① 食品安全(フードセーフティ)※3② 食品防御(フードディフェンス)※4FUJICCO REPORT 202011VOICE製品事故防止委員会の取り組み2017年4月に発足した製品事故防止委員会では、製品事故防止運動を統括する最高意思決定機関として「活動の4本柱」を掲げ、品質保証の新しいマネジメント体制の強化に取り組んでおります。2019年度においては、前年までの取り組みに加えてヒューマンエラー防止への取り組み、HACCP※1制度化に向けて食品安全マネジメント規格「JFS-B」※2認証取得への取り組みを行いました。冬季から流行した新型コロナウイルスの影響が各場面であったものの、品質保証・品質管理部門の努力により、お客様からのお申し出件数は前年比22%削減することができました。2020年度につきましては、日本発の食品安全マネジメント規格「JFS-B」の認証取得を実現し、全工場でHACCPによる食品安全管理の強化を図ります。品質保証部長より(1)未然防止活動(2)作業マニュアルの整備と監査(3)施設・設備のメンテナンス体制の充実(4)現場力を高める人財育成製品事故防止委員会活動の4本柱安心・安全の取り組み

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る