

長寿地域として知られたカスピ海にほど近い
ヨーロッパ東部のコーカサス地方を起源とする菌です。
低温長時間発酵を行うことで
独自のねばり成分EPSを作り出します。




長寿地域を
起源とする乳酸菌
食と長寿の研究を目的に、コーカサス地方「ジョージア」のヨーグルトが日本へ持ち帰られました。このヨーグルトは室温で発酵することが見いだされ、人々の手から手へと植え継がれました。良好な状態で植え継がれていたヨーグルトの中から分離されたのが、優良株「カスピ海乳酸菌(クレモリス菌FC株)」です。
フジッコ独自の乳酸菌である「カスピ海乳酸菌」は楕円形の菌体が繋がった「連鎖球菌」の一種で、ヨーグルトの菌で有名なブルガリカス菌やビフィズス菌とも違う形をした菌です。
特徴1に関連する機能
ねばり成分EPSを
生み出す
EPSとはExopolysaccharide(エキソ ポリ サッカライド)の略で、乳酸菌がヨーグルトの発酵中に産生する多糖類です。
「カスピ海乳酸菌(クレモリス菌FC株)」が作るEPSが乳タンパク質をつなぐことで、ヨーグルトの独特の粘りのもとになると考えられます。また、食品に含まれる多糖類には免疫活性をもつものがあり「カスピ海乳酸菌」のEPSにも腸管の免疫を活性化する作用があることが分かっています。このように、「カスピ海乳酸菌」やEPSについては様々な健康機能に関する研究が行われています。


特徴2に関連する機能


プロバイオティクス
プロバイオティクスとは、十分な量を摂取すると健康に役立つ効果を発揮する生きた微生物のことです。「カスピ海乳酸菌(クレモリス菌FC株)」を摂取するとお通じが改善し、腸内の善玉菌が増えることが分かっています。
特徴3に関連する機能
室温で発酵が進む
粉末種菌を使うことで家庭でもヨーグルト作りが可能です。「カスピ海乳酸菌(クレモリス菌FC株)」は室温(20~30℃)でも発酵が進むため、自宅でのヨーグルト作りに適しています。
さらに、完成したヨーグルトを種菌として繰り返し使える点も大きな特徴で、牛乳に混ぜるだけで簡単に手作りできます。


特徴4に関連する機能