パリッとした食感がたまらない!「ふじっ子のにんじんサラダ」
夕方も涼しくなったので、近所を散歩していると、目に留まるのは、金色に垂れ下がった稲穂の姿。しっかり実っているので、あとは収穫を待つばかりです。散歩から帰って夕食後、疲れていたのか快適に過ごせるようになったかどうか分かりませんが、ソファでゆっくりしていたら眠気に誘われて、朝までぐっすり寝てしまいました。
もうすぐ、中秋の名月ですね。10月4日は、夜風にあたりながらゆっくり月を愛でたいものです。
さて、10月から旬を迎える野菜は、「にんじん」です。
にんじんと言えば、煮物やシチューなど温かい料理によく使われますが、この時期は甘味も増すのでサラダにして生で食べるのがおすすめです。また、パリッとした食感がよくたまりませんね。
栄養面では、緑黄色野菜の特徴であるカロテンの多さが特長の一。カロテンの他にも、B1、B2,カリウム、鉄、リンなどが含まれています。
今回は、にんじんを「生」で食べるとっておきのレシピを紹介します。私が学生時代にスペイン料理屋でアルバイトをしていて、そこの「サナオリア」いう「にんじんサラダ」が大好きだったので、作り方を教えてもらいました。もちろん、スペインでもよく食べられており、前菜メニューとして、「にんじんサラダ」が出てくるそうです。いつもは塩を加えてサラダを作るのですが、今回はふじっ子塩こんぶを使ってみました。
「ふじっ子のにんじんサラダ」
【材料】2人分
にんじん 1本
にんにく 1/2片
ふじっ子塩こんぶ 8g
穀物酢 大さじ2
サラダ油 大さじ5
【作り方】
(1)にんじんは、皮をむき千切りにする。
(2)ふじっ子塩こんぶは包丁で細かく刻み、ボウルに入れ、穀物酢を加える。
(3)(2)を混ぜながらサラダ油を少しずつ加えて乳化させる。
(4)(3)に(1)を入れ、皮をむいて3等分に切ったにんにくを加えて混ぜる。
※お好みでオリーブを加えてもおいしくいただけます。
ポイントは、穀物酢にサラダ油を加える時にゆっくり加えて混ぜていくことです。水と油がしっかり混ざりあっておいしいドレッシングができます。避けられがちなにんにくですが、にんにくの風味がこのサラダの魅力の1つなので、加えてくださいね。
今回は、味付けをふじっ子塩こんぶですることで、和風な「にんじんサラダ」に仕上がりました。ふじっ子塩こんぶは塩の代わりになんでも使えるのでとっても便利です。また、3~4日は作り置きもできるので、常備菜として活躍しますよ。
にんじんのパリッパリッとした食感がくせになるので、ぜひ試してみてください。