職人のこだわりと心意気が作る「おいしさ」Deliciousness

フジッコ流「おいしさへのこだわり」

おいしさは、職人のこだわりと心意気が作る。

「ご家庭の味」をおいしく、いつでもどこでも安心して召し上がっていただくための「技術」。
おいしいものを均質に全国にお届けするためには、意外な重装備が要ります。
コンピュータ制御も欠かせません。自社開発した手作りの装置も沢山あります。
...でも肝心なところでは人手を惜しまないのがフジッコ流。
品質と味を決めるのは「職人」のこだわり。
湯気の向こうの若きマイスター達の取り組みが、フジッコの味を作り出しています。

温度は?色は?味は? ...真剣な釜との取り組み。熟練のカンと経験が、いちばんおいしい「今!」を決めます。――
彼等の緊張を支えているのは、お客様からいただいた「おいしかったよ」のお声の記憶。おいしさ作りの自信と誇りです。

おいしさと安心のためには常識にこだわるな。...こんな精神は工場にもあふれています。
たとえば、おなじみの「ふじっ子煮」の多くは、釜でかきまぜて炊くのではなく、昆布は動かないまま調味液の方が循環して仕上げられます。いわば、逆転の発想。そっと置かれた昆布は傷まず、じっくり時間をかけて、おいしさをたっぷり含みます( 真空濃縮循環煮熟法:左)。
また「おかず畑」は炊きあげたらすぐ真空冷却。最後の仕上げも、味を損なわないよう低温レトルト殺菌されています(右)。

Clean Factory Fujicco

現場への入り口で清潔を保つためのチェックや消毒は作業者一人ひとりが自覚を持ち取り組んでいます。
作業中にも一定時間ごとのチャイムに合わせて責任者が再度ローラー掛け。服装などを厳しくチェックして巡回しています。

「フジッコだから安心」と言われ続けるために...

「食べる人の顔を思い浮かべながら作る」、それがフジッコのおいしさの秘密。
現場では一人ひとりが使命感を持ち、厳しい目で商品の検品をしております。それは、家族や友だち、大切なお客様に商品をおいしく安心して食べてほしいから。
最後の仕上げをして包装する前の状態は、商品の品質を決める肝心要のチェックポイント――
我々は人手を惜しまず「人の目」でていねいに選別しています。また、包装後にも金属検査~量目検査~ソフトX線検査を行った後、さらに「ベテランの目」でチェックした商品をお客様のもとに届けています。

「我が子のために作っていると思って...」と口にしたのは、現場で働くママさん従業員。日本一安心な品質を。おいしさに目を輝かせる家族の顔を思い浮かべながら日々ものづくりに励んでいます。

品質管理室

フジッコの全工場に設けられている「品質管理室」はとても厳しい品質の砦。
毎日ロットごとの検食や、理化学検査、微生物検査などが厳格に実施されています。

安心安全に心を砕いているのは製造の現場だけではありません。
フジッコで使用する原材料は、すべて安全性を確認した上で選定し、購入しております。
私たちは「あんしん」の自信がある原材料しか使わない―
この想いから、フジッコでは本社内の「食品安全検査室」で原材料の安全性の検証をさらに行い、検査をクリアしたもののみ商品に使っています。
また、原材料から仕上げまで全ての生産履歴情報を一元的に把握する「フジッコトレースシステム」を敷き、一部の情報はホームページで公開しています。
安全な商品をつくり、お客様に安心をお届けするためのフジッコ独自の仕組み。これを「フジッコあんしんシステム」と呼んでいます。

フジッコあんしんシステムでは、野菜原料の多い商品群について、生産履歴トレース情報のうち「原産地」と「原料検査結果」をホームページで検索・確認いただけるように公開しています。

食品安全検査室

各種検査機器を備えた「食品安全検査室」では、専門検査員達が毎日原材料をロットごとに分析・検査しています。
野菜や豆をはじめ使用する農産物について460種類の「残留農薬検査」を実施しているほか、「動物用医薬品検査」「遺伝子組換え検査」「放射性物質検査」などを実施して安全を保証しています。

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